夫婦で登る日本百名山へ戻る                                    

聖岳・光岳
 (3013m)        (2591m)
2日目
(聖平から聖岳ピストン⇒聖平⇒南岳⇒上河内岳⇒茶臼小屋)
2009年9月21日(晴れのち曇り)
私達夫婦2名のパーティー(テント泊装備)

2日目は午前中快晴で、聖平のテント場を出て、聖岳にピストンする。途中、山頂下の岩場で日本カモシカと出会った。立派なカモシカが青空を背景に立ちすくんでいた。
聖岳の南面のザレた急な登りが途切れて山頂に立つと、正面に赤石岳が大きく聳えていた。360度のパノラマに南アルプスの山の懐の深さをあらためて実感する。
聖平から上河内岳へは2時間半ほどの登りであるが、さほどきついものではない。上河内岳から茶臼小屋までは稜線であるにもかかわらず稜線の中央部が窪み両脇が木々で囲まれた船窪地形、尾根を越える風が止まり、ここが南アルプスの2500mを越える稜線であることを忘れさせる不思議な登山道がある。この稜線歩きは南アルプス縦走の醍醐味である。
【ルートタイム】
(2日目)
4時53分:テント場⇒5時15分:薊平(アザミダイラ)⇒6時15分:小聖岳⇒7時25分:聖岳山頂⇒8時03分:聖岳山頂(発))⇒8時50分:小聖岳⇒9時25分:薊平9時47分:聖平小屋(着)⇒10時40分:聖平小屋(発)⇒12時36分:南岳⇒1351分:上河内岳の肩14時06分:上河内岳山頂⇒14時24分:上河内岳の肩(発)⇒14時45分:奇岩竹内門⇒15時39分:ハイジの丘⇒15時44分:茶臼小屋分岐⇒1553分:茶臼小屋
5時18分 4時58分に聖平小屋を出発して約20分程で聖岳と便ヶ島との分岐の薊平に着く。
詳細写真(4)
小聖岳との鞍部から紅く染まる富士山が見える。 5時36分
6時13分 小聖岳山頂 標高2662m
背後にこれから登る聖岳
ここから聖岳の南面の取り付きまで約25分ほど。
詳細写真(5)
聖岳への滑りやすい急なザレた登山道 6時57分
7時07分
聖岳への登りの急斜面から登って来た下部を俯瞰する。

背後に左から上河内岳、茶臼岳、易老岳、光岳。
幸運なことに標高2800m辺りの絶壁に日本カモシカが現れ、約10分ほど並行しながら一緒に登り、楽しませてくれた。
青空を背景にしたカモシカは絵になる。
7時19分
7時25分
聖岳山頂
標高:3013m

正面に赤石岳が聳えている。
詳細写真(6)
聖平小屋
聖岳山頂から約1時間45分で小屋に着く。
9時47分
10時45分 聖平の分岐点
右へ曲がれば聖岳、便ヶ島
左に登ると光岳方面。
詳細写真(7)
最初は樹林帯のなだらかな登りが続く。 11時10分
12時07分 南岳の下は西側が崩落した崖に沿って付けられたザレた登山道
この上部が二重山領といわれる地形。
南岳の下で冬毛を付け始めた雷鳥の親子の集団に曹禺。 12時13分
13時17分 南岳は霧の為展望がなかったが、そこから20分ほど進んだ稜線から振り返ると、聖岳、赤石岳、荒川岳が展望できた。
正面に上河内岳(2803m)
詳細写真(8)
13時17分
13時51分 上河内岳の肩
ここから15分ほどで山頂。
上河内岳の山頂
標高:2803m
残念ながら展望は全くなかった。
14時6分
14時44分 奇岩竹内門
稜線上に不思議な岩が聳えている場所に出る。
岩に奇妙な波状の紋が描かれている。

詳細写真(9)
船窪地形と呼ばれる両脇に稜線がある地形。
そのため風もなく静かな登山が楽しめる。
15時10分
15時44分 分岐
正面が茶臼岳
左下に7分ほど下ると茶臼小屋
茶臼小屋が見えてくる。
詳細写真(10)
15時48分
15時55分 茶臼小屋の向かいのがけから撮影
小屋とテント場の関係が分かる。
テン場使用料 500円
水場は小屋の左側にあるがとても細かった。
トイレは小屋の左下にある。
1日目 3日目 4日目
2009年9月21日撮影 CANON G10

HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町 Good Journey(よい旅を!)