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白馬岳
(2983m)
2007.7.27〜29 (快晴)
妻と二人のパーティー

727日(金曜日)   620分:猿倉莊(発)729分:白馬尻(着)800分:白馬尻(発)818分:大雪渓取り付き945分:大雪渓上部の岩場()1020分;大雪渓上部の岩場(発)1112分:大雪渓上部の岩場(葱平ねぶかっぴら)1217分:小雪渓(太もも痙攣で15分休憩)1250分:避難小屋跡1420分:村営白馬岳頂上宿舎

写真をクリックすると詳細写真がごらんになれます。
65時50分 猿倉莊の2から3分下にある登山者用の駐車場

60台ほど駐車できるとのことである。
午前1時に着いたときにはほぼ駐車場は埋まっていた。
朝、荷揚げをするヘリコプターの爆音で目を覚ますと快晴の空に白馬岳が聳えていた。
右の写真をクリックしてください。
登山口の猿倉莊 (標高1250m)
ここまでバスやタクシーが入ることができる。
タクシーは白馬駅まで約3700円。 4人で相乗りすると約.930円、5人だと約740円と看板に書いてあった。
ここに公衆トイレと水場があり猿倉莊の前で身支度を整えて白馬尻に向けて出発する。
出発する前に登山届出を提出する。届出を出すとルートと装備に確認のうえ初めての人にはルート上の注意点をアドバイスしてくれる。
特に雪渓を登る際の落石への注意をアドバイスされた。

6時10分
729 :白馬尻(着)(1560m)
白馬尻小屋の前に「おつかれさん ようそこ大雪渓へ」とペンキでかかれた大きな岩が迎えてくれる。
ガイドブックでは白馬尻小屋と村営の白馬尻莊の二つの山小屋があると書かれているが今シーズンは白馬尻莊は営業いしていなかった。
白馬尻から正面に雪渓の下部が見えている。これから山頂までトイレがないためここでトイレを済まし水を補充していく。
因みにこの山小屋は冬の間は解体しておいてシーズンになると再度組み立てるのだという(小屋の前に写真が掲示されている)。

:大雪渓取り付き
白馬尻を出て正面に白馬岳を望みながらなだらかな登山道を登り、いくつか沢を渡ると15分程で大雪渓の最下部に付く。
ここでアイゼンを着装してこれから約2時間の日本一の大雪渓登りに取りかかる。
山頂の山小屋までは約5時間ほどかかる。
818
10時10分 大雪渓
快晴に恵まれ爽快な雪渓のぼりである。時々霧がかかるものの快晴の青空に向かって白い雪渓が続いている。
登山者はベンガラのまかれたルートを黙々と登る。
:大雪渓上部の岩場()
雪渓の上部は落石の危険地帯である。雪渓の上部に一部岩の出た場所がありここが一応安心して休憩できる場所である。
とはいうものの左上の杓子岳の岩場は絶えず崩れており上部の登山者のグループリーダーや案内人の笛の音が聞こえており落石の危険のある雪渓の上は不気味である。
945
1112 :大雪渓上部の岩場(葱平ねぶかっぴら)
猿倉莊の指導員からは雪渓を登りきリ岩場に着いたら上からの落石が危険なためそこで休まずに、上まで登ってから休憩するように指導されたが息が上がってここで少し眠ってしまう。
最初は木の階段を上りそして急な岩場が小雪渓の取り付まで続く。
雪渓を登りよりこの葱平の岩場登りがきつく感じられる。
雪渓の右上に杓子岳の天狗菱が青空を突き刺すように聳える。
:小雪渓(太もも痙攣で15分休憩)
小雪渓はアイゼンをつけなくてもトラバースできる。
ところがこの雪渓の途中で両太ももが痙攣で歩けなくなる。やっとのことで渡りきるとベテランの登山者が「痙攣しているのなら電解質のバランスを崩しているからスポーツ飲料を飲めばすぐに治る。」というアドバイスをしてくれた。持っていたポカリスエットの粉を口に含み水で流し込みしばらくする痙攣がなくなり歩けるようになった。
快晴のため雪渓と葱平の急な岩場で大量の汗をかいたためそれに伴ってナトリウム等が不足したものだったようである。
1217
13時10分 小雪渓を渡り切ってすぐに避難小屋の跡がある。ここは水場でもある。少し登ると稜線に村営白馬頂上宿舎が見えてくる。
色とりどりの花が咲き乱れるお花畑の中を登る。正面には雪渓越しに杓子岳が青空に映えて見事である。
村営白馬頂上宿舎は見えるがなかなか着かない。
:村営白馬岳頂上宿舎(標高2730m)
白馬山頂にはここから20分程登ると日本最大の山小屋である白馬山荘がある。
お互いサービスを競い合っているようで30食限定のサーロインステーキのディナーサービスがある。
テント場は宿舎の裏側の展望は利かない窪まった場所にありトイレも水場も近くにある。なんとテント場に受付をしているオジサンがクリームコロッケとメンチカツの揚げたてを売りにきた。1個100円でとても美味しかった。北アルプスの山小屋のサービスはすごい。テント場の脇には雪渓が残っており、そこに持ってきた酒や食べ物を冷やすことができた。
1420
16時50分 丸山からの大展望
村営白馬山頂宿舎の裏の白馬岳と杓子岳との尾根にある丸山は白馬三山と北アルプスの山々を展望する最高のポイントである。
西には旭岳、北には白馬岳とその前に白馬山荘、南には杓子岳(2812m)、白馬鑓ケ岳(2903m)の稜線が続いているのが見える。
南西の彼方には剣岳(2999m)がその威容を誇らしげに見せている。
槍ケ岳、針の木岳、黒部五郎岳などの山々も全て確認できる最高の展望で、夕日が水平線に落ちるまで大展望を楽しんだ。
16時50分
7月78日 白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳縦走、白馬鑓温泉へ続く 
2007年7月27日撮影

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