戻る    

白馬岳
(2983m)
2007.7.27〜29 (曇りのち雨)
妻と二人のパーティー

728
600分:村営白馬岳頂上宿舎テント場()620分:白馬岳山頂640分:白馬山荘(30分間スカイプラザでショッピングとコーヒータイム)⇒710分:村営白馬岳頂上宿舎テント場()740分:村営白馬岳頂上宿舎テント場()753分:丸山820分:最低部1030分:白馬鑓ヶ岳山頂1055分:鑓温泉との分岐1120分:大出原1230分:クサリ場(2ヶ所)1312分:白馬鑓温泉小屋()

写真をクリックすると詳細写真がごらんになれます。
白馬岳山頂 6時20分 前日の快晴とうって変わって白馬岳は強風。強風の中テントを撤収して白馬岳山頂を目指す。約20分程で山頂に着いた。山頂(2932m)には新田二郎の「強力伝」で知られる方位版があった。
雲の切れ間から眼下には大雪渓や白馬大池方面の稜線が望めた。
地図を見ると白馬岳頂上宿舎の上から白馬岳山頂までの富山県、長野県境は未確定である。
白馬山荘は収容人員1200名を誇る我が国最大の山小屋。
「レストランスカイプラザ白馬」は展望もさることながらその設備の立派さに驚かされる。山用具の販売もされておりモンベルやノースフェイスの製品が沢山並べられている。
ここで白馬岳のピンを買い求めいくつか買い物をしてコーヒーをゆっくり楽しんだ。
6時40分 白馬山荘
杓子岳、鑓ケ岳へ向かう縦走路 7時53分 村営白馬岳山頂宿舎のテント場に戻りザックを整えて、稜線を杓子岳、白馬鑓ケ岳方面に向かう。
杓子岳の手前の最低鞍部からは大雪渓を登ってくる登山者が望めた。
しかし天気がだんだん悪くなってきた。
天気が悪い代わりに杓子岳のトラバースルートで雷鳥と遭遇。1回目は1羽、そして2回目は4羽の生まれたての雛を連れた母親雷鳥。登山道の中央に座り子どもたちを懐の中に隠して守っていた。
3回目は小鑓に登りきった切り立った岩場の山頂に1羽だけいた。

9時30分 雷鳥
コマクサ 10時05分 縦走路のガレ地のいたるところにコマクサが可憐な花を風に揺らしていた。
さらに白馬岳は高山植物が豊富でウルップソウも沢山咲いていた。
杓子岳を過ぎて槍ケ岳を登り始めた頃から雨、風が強くなり、小鑓を過ぎたところで小休止。そして少し登り白馬鑓ケ岳の山頂(2903m)に出る。
雨と強風のため展望は全く無し。
ここからの白馬三山の展望が見られなかったのは残念。
10時30分 鑓ケ岳(2903メートル)
鑓温泉との分岐 10時55分 白馬鑓ケ岳からガレ地を20分程下ると唐松岳方面と鑓温泉との分岐にでる。
急な登山道を下ると雪渓がありそれを渡ると大出原の潅木帯を下る。ここは高山植物の群生地である。雪渓が解けたばかりの芽吹きの場所である。
下山を開始して1時間30分ほどで急な岩場にかけられた鎖場に出る。
クサリ場は2ヶ所あり、大雨の中、滝のように流れる岩場を緊張しながらクサリを頼りに下りた。
それにしてもたくさんの高齢者の登山者たちも勇気を振り絞って事故を起こさないように危険なクサリ場を降りていくから立派である。
12時30分 雨に濡れた滝のようなクサリ場
テント場の上が露天風呂 13時12分 標高2100メートルの岩場から湧き出る温泉で有名な鑓温泉小屋。(標高では我が国で3位)
この温泉を楽しみに大変なクサリ場ををおりてくる。又猿倉からは約5時間登る必要がある。この温泉はここまで努力して登ってくるものだけが入浴できる秘湯中の秘湯である。
混浴の露天風呂と女性専用の風呂がある。露天風呂は夜8時から9時までは女性専用になる。
 7月79日 白馬鑓温泉から猿倉へ続く
2007年7月28日撮影

HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町