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大雪山(旭岳)トムラウシ縦走 
2日目  (前半) (白雲岳避難小屋からヒサゴ沼のコルまで)     
2012年7月17日(晴れ時々曇り)
私達夫婦の2名のパーティー

大雪山、トムラウシ山縦走の2日目は長い一日になる。朝4時に出発して、ヒサゴ沼のコルに荷物をデポしてトムラウシ山をピストンして避難小屋に下るルート。まず、小屋を出て高根が原の大平原を進み忠別岳、五色岳、そして化雲岳下からヒサゴ沼に下らずトムラウシに向かいヒサゴ沼のコルにデポする。そこまででも7時間は歩く長いルートである。

【ルートタイム】
白雲避難小屋()405→高根ヶ原の分岐:503分→忠別沼:702分→忠別岳:749分→忠別岳避難小屋分岐853分→五色岳:946分→神遊びの庭(化雲岳分岐):1056分→化雲岳・トムラウシ分岐:1111分→ヒサゴ沼分岐1114分→ヒサゴ沼のコル(デポ):1135分→天沼:1212分→北沼分岐:1443分→トムラウシ山()1410分→トムラウシ山()1430分→南沼キャンプ指定地:1455分→北沼分岐:1525分→天沼:1645分→ヒサゴ沼のコル:1717分→ヒサゴ沼:1755

4時4分 朝3時に起きて寝静まる避難小屋で静かにシュラフ、マット等を素早くパッキングし小屋を出る。
そして明るくなりかけた縦走路をトムラウシ山へ南下する。
詳細写真(7)
ハイ松帯を過ぎると本州ではます経験することのないとても広く平坦な縦走路を進む。 4時33分
4時43分 平坦に縦走路になったら突然コマクサが咲き乱れる群生地に入ってきた。これから本種では経験できないコマクサのお花畑が展開した。
高根ヶ三笠新道はクマが多いため使用禁止になっていた。 5時3分
5時23分 どこまでも平坦で展望のいい広大な縦走路。
次に目指すは忠別沼
平が岳の脇を登る間に高いハイ松の中を進む。
ただしっかり剪定されており噂で聞いたような枝に引っかかりいろんなものを持っていかれたり、衣服が破けるようなことはない。
5時48分
6時14分 平が岳の小ピークから下るとコマクサの大群生が広がる。
平が岳の小ピークから下った場所に小さな池がある場所 6時16分
6時30分 忠別沼に向かうために小さなピークを登るときに後ろを振り返る。雲のかかったあたりが平ヶ岳あたり。その手前にコマクサの大群生地がある。
忠別沼小ピークから下ると忠別沼がある。 6時58分
7時49分 忠別岳(1962.6m)

詳細写真(8)
忠別岳避難小屋の分岐
ここから15分ほど下に避難小屋がある。

置かれているザックと幟旗は北海道警察遭難救助隊のメンバーのもの。このルートで一緒になり、翌日の下山時も一緒であった。彼らはびっくりするほど足が速く、頼もしいメンバーであった。
8時53分
9時24分 五色岳への登りはまた大きく深いハイ松ののかを進む。
五色岳(1868m)の脇に出てくる。
背後のピークが五色岳。ここが沼の原ルートとの分岐(左に曲がると沼の原ルート)
トムラウシへは岩の後ろからハイ松の中をまっすぐに進む。
9時46分
10時20分 ハイ松を抜けると富良野、十勝岳方面から来たというソロの女性と会う。今日が4日目であるという。札幌在住とのことでとても奇麗な素敵な女性であた。「水があれば何とかなります。」、「クマが心配では?」との問いに「クマはそこいらにいますから。」との答え。我々のようにクマを怖がるのではなく共に生きていて不幸な出会いをしないように注意すればいいとのことのようである。
彼女に私達が「コルにデポする」と伝えたことが後続のパーティーに伝えられ、ヒサゴ沼避難小屋で多くのパーティーが私たちを待っていてくれた。彼女は今流行の山ガールなどと呼ぶのは失礼で本物の「ヤマヤ」であった。 それにしても荷物が大きく笑顔が素敵な女性でした。
木道が出てきた。雪渓の下を抜けながら上る。 10時33分
10時55分 分岐を右に折れると化雲岳
この先が神遊びの庭と呼ばれる場所。
神遊び庭の上部の雪渓
神遊びの庭はお花畑に沢山の小さな池がある美しい場所である。
11時06分
11時10分 正面がトムラウシ山と化雲岳の分岐
分岐からトムラウシ山に向けて南下する」。平坦な丘の裏側がヒサゴ沼のコル。 11時11分
11時14分 ここを左に折れるとヒサゴ沼の避難小屋。
トムラウシ山へは直進する。
平坦は登山道を進む。 11時19分
11時25分 下り始めるとその下がヒサゴ沼のコル。
そしてその先にトムラウシへ山への登りのルートが見えている。
ヒサゴ沼のコル(分岐)
トムラウシ山へは南へ急な上り。
ヒサゴ沼へはゴロゴロした岩の下山道を下っていく。
11時35分
1日目(16日旭岳) 2日目後半(17日トムラウシ山ピストン)
2012年7月17日撮影 XP−150

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