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大雪山(旭岳)トムラウシ山縦走   
 (2029.1m)                  (2141m)     
2012年7月16日(晴れ)
私達夫婦の2名のパーティー

私たち夫婦の第1次北海道遠征のメインは北海道の背骨の山を登ること。19日に幌尻山荘の予約を入れているため18日には下山して夕方までに平取町のシャトルバスの始発「むかひら山荘」に向かう必要がある。そのため旭岳からトムラウシ山に登り天人峡に下りてくるルートとした。そのため前日車を天人峡の駐車場に止め、タクシーに乗り旭岳温泉の東川町少年野営場までやってきてテントで一泊して、16日からの登山を開始した。可能な限り避難小屋を使うが、使えない時のためにテントを持参しての縦走となる。
詳細写真少しずつ追加します。

【ルートタイム】
旭岳ロープウェイ駅()553分→姿見駅:63分(10分休憩)→姿見ノ池:628分(5分休憩)→金庫岩:824分→旭岳山頂()834分→旭岳()855分→裏旭の鞍部(コル)914分→間宮岳:952分→北海岳:1048分→白雲分岐:1202分→白雲岳:1230分(5分)→白雲分岐1306分→白雲避難小屋:1335

5時35分 旭岳ロープウェイ駅
6時の始発に沢山の登山者が並んでいる。
6時より少し前に動いた。
ロープウェイの運行間隔は毎時00・15・30・45分発の15分間隔。
料金片道1600円
   往復2800円

駅の5分ほど下にある東川村青少年野営場でテントで一泊してこの朝を迎えて。砂地でトイレがとてもきれいな野営場である。 1人500円
詳細写真(1)
姿見駅
旭岳が旭の逆光でまぶしい。
標高1610m
6時10分
6時10分 姿見駅
ここで旭岳のバッジを買って登山開始。
姿見の池まではしばらく緩やかな登山道。

詳細写真(2)
6時14分
6時28分 水面に旭岳が映る姿見の池
ここは展望台になっており、鐘や塔がったっている。
この脇に旭岳石室(避難小屋)が建っている。
これから旭岳山頂までは火山礫のザレた上りが続く。
火口壁に沿って高度をあげながらひたすら上る。
日陰もなく大展望を楽しみながら上る。
詳細写真(3)
6時48分
8時24分 変化の少ない登山道の中で唯一の名物?金庫岩。その手前に偽金庫岩があり霧が架かっていると迷うことがあるという。
旭岳山頂(標高2291m)
北海道の最高点
とても広い山頂で360度パノラマが楽しめる。
8時34分
8時55分 間宮岳に向かって旭岳から下る。
右手前の山が後ろ旭岳、その奥が白雲岳。
左側から間宮岳、北海岳。
旭岳東面の大きな雪渓。
今年は雪渓が小さいとのこと。
詳細写真(4)
9時33分
9時14分 旭岳と間宮岳の鞍部(コル)
この脇が裏旭キャンプ指定地
このあたりからお花畑が始まる。
裏旭のコルから上り返して間宮岳への緩やかな縦走路。 9時35分
9時52分 間宮岳(2185m)
ここで左に進むと北鎮岳(2244m)右に進むと北海岳(2149m)
北海岳への縦走路はアップダウンの少ない展望のいいルート。右側の小ピークが松田岳(2136m)

松田岳のピークから少し下り北海岳に登り返す。
9時55分
10時44分 北海岳(2149m)
ピークというにだだっ広い北海岳。ここを直進すると黒岳(1984m)。
右に折れて白雲岳、トムラウシ山方面に進む。
北海岳から白雲岳への縦走路
詳細写真(5)
10時58分
11時03分 北海岳から鞍部に下りるとそこにはチィングルマ、キバナシャクナゲ、エゾコザクラ、イワウメが咲き乱れた大きなお花畑が広がる。
ここで
EBONY社ジャバラのカメラでこのお花畑からトムラウシを撮っているカメラマン小林氏と一緒になる。
夫婦ともにエボニーのカメラの冠布の中のピントグラスをのぞかせていただいた。ピントが手前から奥まで合っている不思議な世界でした。
鞍部から白雲岳への縦走路を望む。
このあたりからコマクサも見ることができる。
11時22分
11時38分 この雪渓を渡ると見事なお花畑を見ることができる。
チングルマとエゾツガザクラの大群落 11時41分
11時45分 大きな雪渓を渡り、左上の白雲分岐に登る。
白雲分岐
これを直進すると白雲岳避難小屋
左に進むと小泉岳、赤岳、銀泉台登山口方面。
右に進むと白雲岳。
ここでザックをデポして白雲岳を目指す。
ツアー登山隊は避難小屋の利用を確保するため先に小屋に下りてから、再度白雲岳に登ってきていた。
12時02分
12時20分 ごつごつした岩場にはたくさんの御ナキウサギの声が聞こえた間に姿を見せてくれる。
そして岩場を越えるとこのように広い大地が広がる。
そして正面の雪渓の下を通って山頂を目指す。
山頂直下は大きな岩登り。
山頂直下は大きな岩を乗り越えながら上る。 12時30分
11時32分 ごつごつした岩の白雲岳山頂。標高2229.5m
ここからの大展望は見事の一言。

詳細写真で紹介します。
白隠岳からの下り。正面に烏帽子岳(2072m)
そして左奥が黒岳(1984m)。
黒岳から縦走してくる登山者も多い。
11時51分
13時06分 白雲分岐
これを右折して白雲岳避難小屋に下る。
約30分。
正面は小泉岳
詳細写真(6)

小泉岳は大正時代この山域を調査し、世に紹介した小泉秀雄に由来する。大正15年「大雪山-登山法及び登山案内」という本を出版した。
白雲分岐から伯音岳避難小屋への下り。
雪渓の脇に見事なキバナシャクナゲとエゾコザクラ、チングルマのお花畑が広がる。
13時14分
 13時15分  眼下に白雲岳避難小屋とその先に明日歩くトムラウシ山への長大な縦走ルートが望める。
黒岳の隣に桂月岳という山があるがそれは明治大正時代の文筆家大町桂月が大正10年にこの山域を登っている。そこで彼は「富士山に登って山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大きさを語れ」という言葉を残したが、まさにこのこの展望である。
 白雲岳避難小屋
管路人がおり利用料金1人1000円
水場はテント場のすぐ下の沢水を使う。
手前に大きなテント場がある。
 13時35分
【アクセス】
JR旭川駅からバスで約1時間30分
天人峡からタクシー約5000円
天人峡から登山ルートで約3時間 野営場の入口に出てくる。このルートを使った新潟のベテランさん達の話ではあまり使われておらず荒れているとのことであった。
【駐車場】 
旭岳ビジターセンターの前に大きな駐車場がある。
【トイレ】
駐車場とロープウェイ乗り場、そして姿見駅。白雲避難小屋
2日目(7月17日)へ
2012年7月16日撮影 XP−150

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