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飯豊山 
 (4日目:三国小屋から弥平四郎登山口) 
2013年10月14日(快晴)
私達夫婦と息子の3名のパーティー

【ルートタイム】
7時29分:三国小屋(発)⇒8時17分:瘤岩山⇒8時27分:分岐⇒8時36分:猪鼻⇒9時16分:松平峠⇒10時48分:祓川山荘⇒10時59分:橋⇒10時03分:登山口⇒10時04分:駐車場
5時18分
小屋の前から朝が明けてきた
磐梯山が朝焼けを背景に美しい。
快晴で雲一つないとなかなかいい朝日の写真が撮れない。
5時50分
西吾妻の稜線に朝日が昇り始めた。
6時05分
朝日が会津盆地に差し込み始めた美しい一瞬。
6時05分
振り返ると大日岳がモルゲンロートに染まる。
6時07分
飯豊山への稜線もモルゲンロートに染まる。
昨日の吹雪の朝がウソのような穏やかな稜線。
7時25分
煙が上がっているのは柳津町の地熱発電所
7時25分
キリリと美しい大日岳
7時29分
三国小屋から下山を開始する。
7時29分
振り返ると三国小屋の管理人さんが見送ってくれた。私達が救助に参加したことを知っており、労ってくれると共に色々な話をしてくれた。
7時49分
疣(こぶ)岩山
8時14分
飯豊山から御西岳へのたおやかな稜線
8時17分
コブ岩山の山頂の三角点
標高1653.5m
8時19分
猪鼻に向かう東京から来た男女4人のパーティーが下って行った。
小屋で一緒だった。手を振ったら応えてくれた。
9時19分
大日岳の展望がいい。
そこまで行きたかった。
8時27分
疣(こぶ)岩山分岐
8時29分
疣(こぶ)岩山からの下山開始
急な滑りやすい下りが松平峠まで続く
8時36分
猪鼻
ここの左下が水場になっている。
9時14分
馬の背の下り。
9時16分
松平峠
ここから右に折れて長い下りである。
9時35分
水場
このルートは何ヶ所か水場がある。
9時47分
十森と呼ばれる場所らしい。
10時07分
何ヶ所か滑りやすい場所がある。
10時33分
深い緑の樹林の心地よい下山である。
10時42分
水場
祓川山荘に水を引いている水場である。
10時48分
祓川山荘
10時59分
沢に架かる橋を渡るともうすぐ登山口
11時01分
沢からひと上りで登山口である。
10時03分
この看板が登山口
11時03分
ここから弥平四郎の集落まで約4km

この看板が一番わかりやすい情報でしょう。
11時05分
登山口を右に少し登ると駐車場
駐車場にかかる案内板
新長坂ルート
12時37分
山都町宮古の蕎麦
会津坂下の温泉で見つけた新聞記事。
【飯豊山の県境】
飯豊山の地図を見ると三国岳で山形県、新潟県、福島県の県境が接しているがよく見ると三国岳から飯豊山に向けて盲腸のように尾根筋に長く県境が伸びているのが描かれている。正確に言うと飯豊山から御西小屋付近まで約7.5q続いている。
これは明治になり東蒲原郡が福島県から新潟県に移管された時に、飯豊山が新潟県と山形県の境になってしまい、一ノ木村(現・喜多方市)にある飯豊山神社の奥の院にあたる飯豊山頂の飯豊山神社も一ノ木村であると福島県が主張し、新潟県が反論をしたが、1905年(明治38)に関係者による現地調査により福島県の主張が認められ、このような奇妙な県境ができたのだという。従って、おねのは参詣道として三尺(91cm)飯豊神社のあるあたりで最大300m程あるという。
【 神座す山・・飯豊山】
飯豊山は多く人達に愛されている。歴史的にも蒲生氏郷行以降、会津藩主は飯豊信仰を擁護した。今回も飯豊山荘で出会った管理人さん、沢山の荷を背負い飯豊山のことを一言で「神座す山」と称した心優しいRyoさんも飯豊山を我々の山とこよなく愛していた。草刈り機を担いでいたら間違いなく彼でしょう。私達夫婦は密かに彼のことを飯豊山の岳(ガク)だな・・と言っていた。飯豊山のRyoさんですね。
三国岳の管理人さんも飯豊山が自慢であり・・、その日、登山者を救助してきた私達にに感謝の意を表してくれた。
飯豊朝日連峰の登山者情報」は飯豊山と朝日連峰の山を愛する人たちによって作られたサイトです。最新の情報が入手できます。
【飯豊山で出会った人達】
@またまた出会ってしまった、前橋ハイキングクラブのメンバー。2日目、本山小屋でご一緒したご夫婦。話の流れで、前橋のメンバーであることが分かり、私達夫婦が昨年四国と、北海道の幌尻岳で会ったこと、そして今年、北海道の利尻岳で会ったという事を知っていた。食料が少ないとのことで妻が少しお分けしたら、ビールとお酒を御馳走していただいた。翌日、お二人の写真を撮ってお別れした。
A東京の男女4名のパーティー。2日目暴風雨の中、ずぶ濡れで本山小屋に三国小屋で日の出を待つ。駆け込んできた。あまりに寒そうにしていたので甘酒とお汁粉を作って差し上げたらとても喜んでくれた。そして彼らとの会話が始まった。翌朝、2階のストーブをメンバーの一人の女性が着けたが着け方が分からなかったと見えて石油ストーブの中のガラスを外して、火をつけたら大きな火になりながらも、めげずにというか、頑張って着火させた。妻と息子が寝袋の中から大丈夫かと心配して見ていたらしいが、いい根性で着火したと話していた。
そして、3日目、姥権現で救助活動中、「何か提供できるものがあれば・・」と声をかけてくれたのはこのパーティーのみ。そして三国小屋で一緒になり、楽しく話をすることができた。
隊長と呼ばれていたS君、カメラマンのS君、山にはまりかけたという根性のお姉さんSさん。そしてBA○○KAちゃんと。
写真は4日目三国小屋から日の出を待つ、私達と4人組。
またどこかの山でお会いしましょう。
【食事】 
下山した後、喜多方に坂内食堂のラーメンを食べようと向かったが、宮古の蕎麦に変更。会津の蕎麦は宮古の蕎麦が一番です。
 【温泉】
会津若松を経由して埼玉に帰る途中会津坂下の「津尻温泉滝の湯」でさっぱりした。
300円。温泉の裏に小さな滝がありなかなかいい温泉でした。
その前から見る飯豊山が最高でした。
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2013年10月14日撮影 

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