大雪山(旭岳)トムラウシ縦走
2日目の後半 (ヒサゴ沼のコルからトムラウシ山ピストン)
(2141m)
2012年7月16日午後(曇りのち晴れ)
私達夫婦の2名のパーティー
【トムラウシ山へのピストン】 ヒサゴ沼のコルからトムラウシ山へのピストン。白雲岳避難小屋からここまで7時間以上歩いており、デポし空身になったとはいえヒサゴ沼のコルから山頂までルートタイム約2時間30分、往復5時間はかなり応える。トムラウシ山山頂で白雲岳避難小屋で知り合いになった今年2回目のトムラウシ山だという「北海道の山大好き」とみえる帯広市の登山者と山頂で一緒になり、「ぜひ南沼も美しいお花畑があるから見ていくように」勧められ、南沼テント場に下り迂回路を回り北沼に回り帰ってきた。従って30分以上遠回りになったということになる。トムラウシ山を一回りして楽しんだとはいえこの30分ほどは最後にはとても応えた。ヒサゴ沼のコルから急な雪渓の下りは緊張も強いられ体力的にも大変だった。 詳細写真は今後少しずつ追加します。 |
【ルートタイム】白雲避難小屋(発):4時05→高根ヶ原の分岐:5時03分→忠別沼:7時02分→忠別岳:7時49分→忠別岳避難小屋分岐8時53分→五色岳:9時46分→神遊びの庭(化雲岳分岐):10時56分→化雲岳・トムラウシ分岐:11時11分→ヒサゴ沼分岐11時14分→ヒサゴ沼のコル(デポ):11時35分→天沼:12時12分→北沼分岐:14時43分→トムラウシ山(右);14時10分→トムラウシ山(発):14時30分→南沼キャンプ指定地:14時55分→北沼分岐:15時25分→天沼:16時45分→ヒサゴ沼のコル:17時17分→ヒサゴ沼:17時55分 |
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11時48分 | ヒサゴ沼のコルから最初の登り。 これからトムラウシ山本峰を登るまでに3回急な上りがある。 |
最初の壁を登りきると平坦な岩の美しい場所に出る。 そこには木道が続いている。 詳細写真(9) |
11時58分 | ![]() |
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12時03分 | 右側に枯れた池のような場所の小ピークを登る。 |
ヒサゴ沼と避難小屋とテント場が見える。 | 12時5分 | ![]() |
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12時12分 | 岩の上にはチングルマは咲き乱れており水をたたえた池が美しい。自然のつくりだした日本庭園である。・ ただどこが日本庭園か特定は難しい。 |
天沼 水場としても使えるようである。 当然煮沸して利用することになるが。 |
12時14分 | ![]() |
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12時19分 | 天沼を越えると日本庭園らしいがロックガーデンとも言っていい大きな岩を乗り越えて進む |
海岸にある巨岩の上を落ちないように慎重に乗り越えていく。とても疲れるエリア。 | 12時22分 | ![]() |
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11時44分 | 日本庭園を越えて2つ目の岩壁の上部から撮った写真。 このころ厚い霧におおわれていい写真が撮れなかった。 |
2番目の崖を越えて少し下りになるがその先がロックガーデン。 | ![]() |
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12時50分 | ここからがロックガーデン。 大木が岩がゴロゴロとしておりその中にある黄色いルートマークを頼りに登る。 |
ロックガーデンの上部はハイ松の生えた場所を越える。 | 13時15分 | ![]() |
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13時22分 | ハイ松帯を越えるととても広いなだらかな場所に出る。ここで日差しがさしてきてその遥か先にトムラウシ山の山頂が見えてきた。 |
北沼とトムラウシ山 トムラウシ温泉から上ってきたと言う疲れてヘロヘロになっている登山者とお互い写真を撮ってもらった。 北沼とトムラウシ山がとても美しい |
13時33分 | ![]() |
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13時38分 | 北沼の分岐と呼ばれる場所。 沼に沿った迂回ルートと正面左側の山頂に登るルートに分かれる。 |
北沼 大きな岩場を登る途中から北沼を鳥瞰する。 |
13時56分 | ![]() |
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13時56分 | トムラウシ山の岩場の最後の急な上り。これを越えると反対側に出て下の写真のように裏側のなだらかな登山道を山頂へと向かう。 |
山頂へのなだらかな登山道。(振り返って撮った写真) | 14時07分 | ![]() |
トムラウシ山山頂 標高2141m 山頂からの詳細写真。 |
14時09分 | ![]() |
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14時46分 | トムラウシ山から南沼のテント場へ下る。 この縦走で大変お世話になった帯広市に住む「北海道の山大好き、大雪大好き」というMr.TANIMIZUに勧められて南沼のテント場お花畑を楽しむために下る。氏は今シーズン2度目のトムラウシ山とのことでこれから十勝岳まで縦走するという。花の名前や山の同定、北海道の山の話など、とてもありがとうございました。 (PS:私達も幌尻岳に登ったあと、羊蹄山登山の予定を変更して急遽十勝岳に登りました。もしかしたら山頂で会えたらと思っておりました・・20日は快晴の山頂から貴殿の歩いてくるであろう美瑛岳からの縦走路を展望しておりました。来年もまた北海道に参ります。お会いできれば幸いです。) |
南沼のテント場からトムラウシ山の西側を回るルート。 この池は地図にはない。 チングルマのお花畑。 詳細写真(10) |
15時04分 | ![]() |
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15時17分 | 北沼 |
北沼の分岐と呼ばれる場所 19年の大遭難の際はこの沼が増水してこの場所を渡渉したといわれる。 |
15時25分 | ![]() |
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15時59分 | ロックガーデンを下る。 |
ロックガーデンから日本庭園への入口 |
16時26分 | ![]() |
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16時44分 | 天沼 |
日本庭園からヒサゴ沼のコルに下る。展望のいいルート。 | 16時52分 | ![]() |
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17時11分 | 下がヒサゴ沼のコル |
ヒサゴ沼のコル ここでザックを回収してくださる。 |
17時17分 | ![]() |
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17時29分 | 岩の上を歩き始めてすぐに大きな雪渓に出た。 上部は歩きやすいが中央部から急なくだりになりトレースがわからず中央部に大きな割れ目があり危険なため脇の岩場に回避する。 |
雪渓を下ると沼の脇に登山道が避難小屋まで続いている。 | 17時42分 | ![]() |
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17時51分 | 途中大きな雪渓を渡る。とても大きな雪渓である。 雪渓を渡りきった撮影している場所が水場と練っている。 |
水場の脇からテント場避難小屋方面を望む、約3から400mほどある。 | 17時51分 | ![]() |
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17時56分 | ヒサゴ沼のテント場。 避難小屋は約40名の定員。 テント場は沼脇の泥の湿った場所である。 |
この日、「海猿」「ROOKIES」で知られる俳優の佐藤隆太さんが撮影に来ていた。金髪でした。 話によるとTBSの高山植物を紹介する番組とのはなしであったが実は北海道放送 大雪山ドキュメンタリー「天空の方舟」の取材であると分かった。フェイスブックで取材記がアップされています。 トムラウシ温泉から上り南沼に一泊してこのヒサゴ沼で2泊して天人峡へ下山するという。俳優さんも大変な撮影をしているものです。 そして、この後私達と同じルートで天人峡に下るという。 このあと20日の「笑っていいとも テレホンショッキング」のゲストとして出演しておりトムラウシ山に登って貴重な体験をしてきたという話をしていたという(妻が見ていました)。 |
18時20分 | ![]() |