戻る 埼玉県北足立郡伊奈町(伊奈町見聞記) 

綾瀬川

綾瀬川は、埼玉県桶川市小針領家にその源を発し、伊奈町と蓮田市の境を東南に向かって流れ、八潮市で毛長川(堀に合流して東京都足立区に入る、全長約47 km(埼玉県内約39km)の1級河川である。
流域は埼玉県が桶川市、伊奈町、蓮田市、上尾市、岩槻市、さいたま市(旧浦和市,旧大宮市)、川口市、越谷市、草加市、八潮市、東京都が足立区,葛飾区の12の自治体を流れて葛飾区で中川に合流して荒川と並走して流れ葛西臨海公園の上で荒川に流れ込むのである。。
綾瀬川というと、建設省が管理する日本の一級河川のうち、BOD
*が最も悪い、いわゆる「水質ワースト1位」の地位を神奈川県の鶴見川や大阪府の大和川などと争っている不名誉な意味で有名な川である。
しかし、伊奈町と蓮田市との境を8キロほど流れる綾瀬川はそれほど綺麗ではないが、広々とした田圃が広がり、ジョギングロードが整備され、菜の花や桜が咲き乱れ、四季折々の美しさを見せるのどかな川である。

綾瀬川は山の中の谷川の一滴から水源を発する川ではなく、荒川の支流だった赤堀川に堤を築いて元荒川に流したとことから新しい歴史が始まった。
伊奈町に住むようになったのは家の裏の田圃の自然の豊かさが理由の一つであった。今回綾瀬川の自然と歴史にチャレンジしてみました。

備前堤 綾瀬川起点  綾瀬川 
伊奈町ジョギングロー 八幡堰跡 綾瀬川上流改修碑
BOD(生物化学的酸素要求量)  水中の汚濁物(有機物)が水中の微生物によって分解されるときに必要な酸素の量で、単位は一般的にmg/lで表します。河川水、排水及び下水などの汚濁の程度を示すもので数値が大きいほど水質が汚濁していることを示します。

2003年4月26日撮影


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