戻る    outdoor

「見晴」
2004年7月18日 雨

燧小屋でテント設営の手続を済ませて設営場に行くと既に30張りほどのテントが所狭しと張られていた。雨の中でテントを設営しテントの中で夕食を済ませた。ところがこの雨は雷も鳴り響くかなり激しいもので、テントの周りはすぐに深い水溜りになった。しかし、私達のダンロップのテントは激しい雨にも耐え、グランドシートがボートのようになったにもかかわらず浸水や、雨漏はなかった。とはいえ、激しく天幕をたたく雨音になかなか寝付ず、また夜中に度々目を覚ました。朝になりカッコウの声で目が醒めたが、まだ雨は降り続いていた。雨の降り続く中テントを撤収してビジターセンターで軽く朝食を摂った。山小屋の辺りに出ると長蔵小屋のスタッフから「尾瀬沼の橋が流されて北岸は通れず、南ルートしかない。」、「さらに山の鼻への尾瀬ヶ原のルートも途中の木道が水没している。(この時点ではまだ通れるという話しであった)」という情報がもたらされた。私達は雨のため滑りやすい見晴らしから富士見峠ルートを断念して山の鼻、鳩待峠ルートを帰る為、竜宮に向って歩き始める。

2004年7月18日撮影
 

HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町