戻る    outdoor

「長沢新道」
2004年7月17日 曇り

山小屋の辺りに出ると長蔵小屋のスタッフから「尾瀬沼の橋が流されて北岸は通れず、南ルートしかない。」、「さらに山の鼻への尾瀬ヶ原のルートも途中の木道が水没している。(この時点ではまだ通れるという話しであった)」という情報がもたらされた。私達は雨のため滑りやすい見晴らしから富士見峠ルートを断念して山の鼻、鳩待峠ルートを帰る為、竜宮に向って歩き始める。竜宮小屋の前には中田代、山の鼻方面に向う登山者やハイカーが情報を求めて集まっていた。竜宮小屋のご主人が「途中で男性の腰ほどまで水没している場所がある。」という情報と迂回ルートとして「富士見峠まで約2時間半ほどかかる。」ことを説明している。私達も山の鼻、鳩待峠ルートを断念して、竜宮から長沢新道を経由して富士見峠を目指す。 ところが富士見峠への長沢新道に入った途端、木道の上を水が川のように激しく流れている。15分ほどぬかるんだ山道を登ると尾瀬ボランティアの男性が下りてきてこれからの登山ルートの注意点についてアドバイスしてくれた。「これから少しするとびっくりするような急坂が1時間ほど続き、そして木道などが出てきて所々に水没したり道が水が激しく流れているところがある。」、「アヤメ平の木道もところどころ水没しているが通過はできる。しかし、アヤメ平から鳩待峠へは下りで木道が滑りやすい。さらにそれから先が潅木帯で滑りやすく歩きにくいため富士見下に下りたほうがいい。」というアドバイスを受けた。

川のように流れる木道 長沢橋
急な登山道 川のように流れる登山道
富士見田代 富士見小屋
2004年7月17日撮影
 

HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町