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山の話題

氷壁の宿 徳澤園

徳澤園の前の草地(テント場)
前穂高の山並み
ここが「氷壁」の舞台
徳澤園の売店
徳澤園の正面玄関
玄関の内部
正面がラウンジ(休憩室)
ラウンジには暖炉もありゆっくりと読書や穂高槍ヶ岳のDVDを楽しむこともできる。
受付カウンター
売店
写真や記念品のほか井上靖の小説「氷壁」や穂高や槍ヶ岳縦走のDVDなども販売されている。
二階への階段
右上に西郷隆盛の書がかかっている。
そのほか女将が熊本からとついで来るときに着て来た打掛が飾られていた。
徳澤園はとてもしっかりした造りで2階を歩いても軋んだりしない。
西郷隆盛の揮毫の詳細
2階の和室
部屋は和室、洋室個室のほか相部屋がある。
個室には各部屋ベランダが付いている。
相部屋は普通の山小屋の様に並んで寝ているが、格段に暖かい。
玄関上のフロアー
この左側の壁に徳澤園の歴史が書かれている。
井上靖肉筆の氷壁の原稿
1階の休憩室に架かっている。
夕食
このほかステーキ、デザートなどもつく
夕食・朝食とも、自家農園にて栽培した野菜や、地元で採れた山菜等を使用し、あたたかみのある信州の田舎料理で、スタッフとても心のこもったサービスと味です。
食堂
食堂の暖炉
朝食
とてもシンプルな朝食であるがとても美味しく、特にとてもお洒落な食器で女性の宿泊者はみな皿をひっくり返したりして鑑賞していた。
徳澤園は上高地の中でも奥上高地と呼ばれる場所に位置し、正面には前穂高の岩壁が聳え、徳澤園の前を左に折れて梓川沿いに登ると槍ヶ岳穂高の分岐点である横尾に向かい、徳澤園の右億からは長塀山を経由して蝶ヶ岳へ登るルートになる。
槍ヶ岳や穂高に登るときに必ずこの前を通り、ここのテント場を使いながらいつかはこの宿に宿泊してみたいと思っていたが、2009年10月にその念願がかなった。
歴史のある木造の重厚な造りで、スタッフの細やかなサービスと拘った食材と食器を使った美味しい食事の宿で山登りのついでというよりゆっくりと上高地を楽しむための宿として使うことをお勧めしたい。
【施設】
この宿は宿泊者のみであるが信濃白炭の湯という貴重な炭を使ったお風呂を楽しむこともできる。機器に囲まれた浴室からは新田次郎氏が命名したといわれる小川「龍泉」を眺めながら入浴できます。
【場所・アクセス】
上高地バスターミナルから6.7km(2時間)
2009年10月11日撮影

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