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入笠山スノートレッキング
(1955m)
2008.2.23(曇りのち大荒れ)
妻と二人のパーティー

9時30分:富士見パノラマスキー場(ゴンドラ発)⇒9時40分:富士見パノラマスキー場(ゴンドラ山頂駅)⇒9時42分:ゴンドラ山頂駅出発⇒ 9時52分:入笠山湿原⇒9時55分:やまびこ山荘⇒10時08分:マナスル⇒10時53分:入笠山山頂⇒11時01分:入笠山発⇒11時52分:湿原⇒12時12分:富士見パノラマスキー場(ゴンドラ山頂駅)

9時40分
ゴンドラ山頂駅
ゴンドラ山頂駅(標高1786m)
ゴンドラの往復券は1600円
山頂まで約10分かかる。
スキー場のゲレンデは歩いて下ることは禁止されている。
山頂駅のレストラン「スピカ」の奥に登山口がある。
「入笠山ハイキングコース入口」と書かれた看板
湿原まで10分、入笠山山頂まで50分と書かれている。
「登山口」ではないところがこの山のポジションが伺える。
このコースは夏場、マウンテンバンクのコースでもあるようである。
9時42分
入笠山登山口
入笠湿原の入り口 9時52分
湿原入り口
登山口から幾分下りながら10分も歩くき林道を過ぎると入笠山湿原が現れる。
入笠湿原 標高1734m
       北緯 35度54分  
       東経 138度10分
       面積約18,500u
湿原を突っ切って正面にある山彦莊に上り返す。
山彦莊の下にトイレがある。
湿原の中央部から入笠山(1955m)の山頂が見える。
(帰りにこの湿原の雪原に東京から来たという子供たちのグループが雪と親しむツアーを楽しんでいたが・・この雪の湿原は晴れていたら子供たちの雪遊びには格好の場所である)
9時53分湿原から山彦莊を望む 湿原 左奥に入笠山の山頂が見えている。
富士見から来る道と高遠方面への林道との合流 10時04分
マナスル山荘下
富士見から高遠、杖突峠との林道の合流点から入笠山に登る雪原。
マナスル莊は冬でも営業している。
この前にはトイレもありその脇の登山道を登り始める。
10時08分
マナスル莊
入笠山の登山口
マナスル山荘
マナスル山荘の前の尾根を登る 10時18分
尾根の登山道
雪原の右脇の尾根道が登山道
ここでスノーシューをつけた。
スノーシューの裏に着いているグランポン(アイゼンのこ)が雪をかみ登りやすい。
シラビソ、コメツガなどの樹林帯に入りなだらかな尾根を登る。
10時26分 尾根筋のなだらかな登り
山頂直下は急斜面 10時47分
山頂直下
山頂直下になると急なのぼりになる。
スノージューでは少し上りにくいが足場を確保しながらジグザグに登っていく。
広い山頂から晴れていれば360度のパノラマが見えるはずであるが。眼下に富士見の平野が見える。
方位盤があり南東には富士山、東に秩父連峰、金峰山、北東に八ヶ岳連峰赤岳、硫黄岳、天狗岳、横岳、蓼科山、北西に北アルプス鹿島槍ヶ岳、常念岳,槍ヶ岳、穂高連峰、西に乗鞍岳、南西に御嶽山、中央アルプス基礎駒ヶ岳、空木岳がみえるらしい・・残念。
10時53分
入笠山山頂
入笠山山頂  1955m
山頂はものすごい地吹雪になってきたため下山を開始する。 11時01分
下山開始
山頂は風が強く、顔に雪のつぶが当たりとても痛くなってきた。
下山を開始する。
山頂直下の急な坂をおりきってから、踏み跡のない、下山ルートより少し右よりの樹林の中を下ってみた。
登山靴で歩くと腰まで埋まってしまう雪原をスノーシューだとその浮力で少し沈むだけでスイスイと下っていける。雪に浮かぶような浮遊感はほかでは経験したことがなく、この感覚はスノーシューの魅力である。
(しかし、この斜面は登ってきたコースから離れて行き別の沢に繋がっているため元のコースに戻るための注意が必要である。)
山頂から深雪をスノーシューイング 踏み跡のない急な雪原を下る。とても気持ちがいい節減の
スキー場のような雪原を下る 11時36分
マナスル脇の雪原の中段
スノーシューイングを楽しみながら樹林を下っていたら下山ルートからかなり外れて登るときのルートと一つ左隣の尾根の雪原の上部に出た。スキー場のようになっておりボーダー用のジャンプ台のある右側のフワフワの雪原を下る。
すると2組の20名ほどの高齢者のパーティーがスノーシューをつけて登っていった。
マナスル山荘下に着いたのは11時40分であった。
湿原からゴンドラ山頂駅までは少し登りになるため湿原からゴールの今度ら駅山頂まで20分程かかる。ゴンドラの下りの最終便は16時30分である。
このコースはよほど天気が荒れない限り気軽に冬の雪山を楽しめるコースである。

12時10分
ゴンドラ山頂駅着
ゴンドラ山頂駅のゴール
下山して富士見パノラマスキー場のスキースクールに行きここのレースセンターで指導をしておられる上山利治コーチに挨拶にいく。上山利治氏は元ナショナルチームのコーチで現役時代も輝かしい戦績を持った方です。会津時代から縁あって毎年お世話になっており、ここでレース指導をしているということだったので寄ってみた。(息子たちも会津で指導を受け毎年会津東山スキースポーツ少年団の合宿でお世話になっている。)。
このスキー場は他のスキー場と異なりレーサー専用のプログラムがある。
待っている間、ゲレンデを滑り降りてくるUPLINEのゼッケンをつけた選手たちの滑りは他のスキーヤーとは明らかに異なるレーサーの滑りである。そのレーサーたちとも異なる羽根の様に華麗に舞い降りる軽やかな滑りがひときは目を引き間違いなく見慣れた上山氏の滑りである。何時見ても氏のすべりはため息が出るほど美しい。
詳細については http://www.upline-international.com/ でご覧下さい。
ところでこのスキースクールの代表者はSAJ元デモンストレーターの石井俊一氏である。
2008年2月23日撮影

HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町 Good Journey(よい旅を!)