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山の話題

市立大町山岳博物館

大町山岳博物館の全貌
周りには付属園があり北アルプスの植物やカモシカなどを飼っている。
ピッケルの展示
エルク、シュンクなどの名品とともの国産ピッケルの名品と言われる山内が展示されていた。
特別展示室では企画展「山と雷」が行われていた。
北アルプスの登山の歴史が展示されている。
山小屋の再現昭和20年代の大沢小屋

登山道具の変遷
大町市出身の我が国エベレスト第2登の平林克敏の装備
ナイロンザイル事件の切れたザイルの現物と、岩に残っていたナイロンのクズと若山五朗のアイゼン。井上靖の「氷壁」のモデル。
右の写真とピッケルは昭和37年の北釜尾根に二重遭難した救助隊員の白河敏夫のピッケルとオーバーズボンとヘルメット。これが急所隊員の初めての殉職。
「風雪のビバーグ」で知られる松濤浪明遺品の手帳とピッケル。
北釜尾根で遭難し「有元を捨てるにしのびずともに死を決す・・」のくだりは涙を誘う。
写真の下のケースはお母様が手帳を大切に保管しておいたもの。
スイスアルプス登山史

今井通子さんの装備もあった。
2階は北アルプスの動植物
3階は大町の市街と北アルプスを一望できる展望室になっている。
季節には雪形も観察できる。
場所・アクセス
長野県大町市大字大町8056-1 電話 0261-22-0211
MAP
山岳博物館は北アルプスに通い始めて一度は立ち寄りたかった場所。しかし、登る前や下山後はなかなかそのゆとりがなく訪ねることができなかった。2年前に五竜岳に登る途中、八方尾根の八方池で知り合いになった神奈川の女性と愛知県の男性と2年ぶりに、女性が借りた白馬の貸別荘で合流。刈谷市の男性が撮ったヒマラヤやスイスアルプスの写真と友人が作ってくれたというとても上品で高級な素材の和菓子のおいしさを堪能。そしてオーナーの彼女作ってくれたおいしい料理と私が作ってきた自慢のスモークチキンにワインで語らいは続いた。2年ぶり実質的に初対面であるにもかかわらず、山の楽しみ方、、それぞれの生き方、趣味等一晩語り明かした。この年になってこのような出会いがあり、このような語らいの楽しみ方ができることに感激。そのあと、いつもは通り過ぎている大町のこの山岳博物館を訪れた。とても充実した展示品で満足のひと時でした。
2011年春に公開された映画「岳 ガク」の長野県北部警察署山岳救助隊の舞台になりました。
2010年9月12日撮影

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