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山の話題

零磁場(分杭峠)

日本で一番「気」が出ている場所

分杭峠(ぶんぐいとうげ)
「従是北高遠領」
標高:1424m
村が整備した駐車場と有料のトイレ。

長谷村方面からこの駐車場に入るために休日はかなり混雑する。
分杭峠から北に南アルプス仙丈岳、甲斐駒ヶ岳への入り口長谷村の美和ダム湖を望む。長谷は南アルプス甲斐駒ヶ岳や仙丈岳に登るためにバスで入山する場所である。
駐車場から100m下った場所が一般的に零(ゼロ)磁場地帯であり「気場」と紹介されている場所。
零磁場といわれる場所。
北側に開けた窪地が階段状になっており瞑想したり御座を引いてたたずんでいる人が沢山いる。
下に水の出る場所がある。
滑り易くロープを頼りに下っていく。
下部の水場から上部の光景。
高齢者には少し厳しいかも。
駐車場の上の分杭峠から林道前浦線を400m程入った場所が本来の零磁場地帯であり気場であるという。
林道前浦線は全面通行止めであるが、多くの車が入っている。
とてもデコボコした荒れている林道である。
奥の零磁場(水場)に行った人はトイレにこの峠まで歩いてくることになる。かなり長いですよ。
中央構造線の断層
この辺り一帯が本来の零磁場で一番「気場」で場所。
ここに座っている人の話によると右の倒れた木の場所まで並ぶと約3時間ぐらい待ちであるという。
気場であるこの水場の回りには朝早くから何時間もここに座って「気」を体に取り入れようとする人が沢山いた。
黒い石を拾っている人もいた。
零磁場の水は断層の割れ目からパイプをとおして湧き出ている。とても水が細く、汲むのに時間がかかる。
ここに湧き出る水は不思議なパワーがる「波動水」といわれ美味しいだけでなく健康やさらには運気上昇にも良いと評判である。
沢山の人が大小数多くのボトルを持っているため時間がかかる。
気の一番強い場所は林道脇の大きな木の辺りらしい(左が分杭峠方向)。
沢山の人が方位磁石を持っており、この一帯で方位磁石を持って歩くと針が北を指さず針が大きくずれ、また針がクルクル回る場所がある。(強さは日や時間により異なるようで、この日は排水溝の右側で磁石がクルクル回った)。木の下で撮った写真に「気」の揺らめきのようなものが写っていた。
発見
平成7年に中国の気功師、張志祥という方が発見し、「世界でも指折りの磁場」であると言わしめた場所。
零磁場と気
「ゼロ磁場」というのは、電磁誘導でいう2つの磁界の方向が向き合い打消しあって、「ゼロ」になっている場のこと。逆向きに同じ長さ、巻き数の電線を巻いた2つのコイルを向かい合わせて電流を通すと、磁界の向きが正反対になるため、つくられるはずの磁場が打ち消しあって発生しません。地球は北極がS極、南極がN極の巨大な「磁石の球」です。この巨大な磁石の表面で、2つの地層がぶつかり合う「中央構造線」の分杭峠は、調査の結果「ゼロ磁場」とされています。(磁石がクルクル回る場所がありました)
そこでこのゼロ磁場はいわゆる「気」(波動エネルギー)の発生する場所ではないかとされています。
陰陽思想では、この世界はすべて「陰」と「陽」の二つの『気』からなり、万物の生成消滅といった変化はこの二気によって起こるとされています。中国の風水では深い山で発生し、山麓や里の特定の場所に湧き出るとされ、「気」は、健康、家内安全、幸福、繁栄などをもたらす幸福のパワーであり、従っていかに「良い気」を自分の住む土地や家に取り入れるかの技法が「風水」とされています。風水は現在では世界中に広く広まっており、ヨガなど気攻、各種の瞑想法やヒーリングなども同じ考えかただとされています。 ゼロ磁場についての詳細
報道・テレビ報道
車椅子で訪れた人が立ち上がったとか、ビッコを引いていた来た犬が歩いて帰れた等たくさんの体験談が紹介また報道されています。
2009年9月9日フジテレビの「奇跡体験アンビリーバボー」で紹介されて一躍人気に火がついたようです。
2009年10月19日テレビ東京「やりすぎコージー の都市伝説」でも取り上げられました。
場所・アクセス
駒ヶ根ICから約19km。40から50分ほど。とても狭い道で対向車と交差することが困難な場所もあります。
高遠から大潮村に通じる国道152号線(秋葉街道)は中央構造線に沿って作られており、分杭峠は冬場は通行止めです。静岡相良の塩を山国信州に運ぶ「塩の道」としても使われていた。
30台ほど止まれる駐車場とトイレはありますが、土日は長い車の列で駐車場に入るのに数時間待ちということも多いようです。従って、長谷村側からの道は渋滞で動かないことがあります。
裏技 大鹿村から峠に向かったほうが駐車場に入る車の列に巻き込まれることを避けることができそうです。
MAP
体験
@この峠の前からかなり下に降りるまでナビゲーションシステムが機能しなくなった(NAVIの衛星情報も受信できなくなった。)。
A登山で使うプリムスのバーナーP153の着火用の圧電端子がここ数年全く機能せず、今回の塩見岳登山でも火をつけるのに苦労してマッチで着火していたのであるが、家に着いて片付けていたら不思議なことに以前のように何の問題もなく着くようになった。
B不思議体験はあまり信用するほうでは無いのですが・・ここを通過した後、気持ちがリラックスし、2泊3日のテントを担いだ登山の疲れが癒されたような気持ちになり、中央高速の30km渋滞も眠む気を起すことなく帰ってきました。確かに何らかの力はあるようです。
C2回目に早朝に訪ねたときには、やりすぎコージーの放映の影響が、早朝から老若沢山の人がこの場所を訪れていた。体の不調をここの気によって少しでも良くなりたいおもいで気場である零磁場地帯にたたずみ気を体一杯に取り入れようとしていた。
D水はとても飲みやすく体に染み入るような美味しい水です。
E磁場地帯の石にはパワーが秘められているという話が広まっているようで、ここの沢だけでなく一帯の水の出る場所の黒い石を拾っている人も見かけた。
F零磁場・気場一帯の写真を沢山とたが、一番の気の強い場所であるといわれる左側の木の下で撮った写真には幸運なことに気の揺らめきのようなものが数ヶ所写っていました。
G気を感じられるかどうかは個人差があると思いますが、ここはとても深い山の中の断層上の水場で、とても清々しい気分にさせてくれることは間違いありません。
道の駅 南アルプス村長谷】 分杭峠から約15km 
峠から見える美和ダムのたもとに南アルプス村長谷という道の駅があります。ここは地場の野菜や果物、産品を販売しているほか雑穀を使ったレストランと焼きたてのパン屋さんがあります。
特にここのクロアッサンはとても人気で100個単位での予約が沢山あるため休日はほとんど買うことはできません。いかれるときには事前に予約していかれるといいですよ。とても美味しいクロアッサンです。平成21年は1個53円でした。 住所 長野県伊那市長谷非持(ひじ)1400 TEL.0265-98-2968
2009年10月撮影

夫婦で登る日本百名山 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町 Good Journey(よい旅を!)