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先輩の句集「国のまほろば笠沙の春」

関東に住んでおられる高校の大先輩の俳人有馬澄廣先輩にミュージシャンYULYさんの「夕日の日照る国」というCDを聞いたがYULYさんのおごそかな歌詞と歌声のCDをお送りして聞いて頂き「国のまほろば笠沙の春」という句集にして送っていただいた。ただただ感激である。
YULYさん、有馬さん本当にありがとうございました。久しぶりに感動しました。
(私の管理用メールあてに黒瀬海岸でのイベントと日本遺産登録に関する問い合わせがあるため写真の一部を削除しました。2020.08)
これがYULYサンの歌う天孫降臨でニニギイノミコトが高千穂に降り立ち、笠沙の宮でコノハナサクヤヒメと出会い、神武天皇につながる御子を出産するまでが格調高く歌われる。
 私の尊敬する高校の先輩の俳人有馬澄廣氏にこのCDを聴いていただき作って送っていただいた俳句。
私のFBの投稿にいつも素晴らしい俳句を送っていただくためお願いしたのだが、このように「国まほろば 笠沙の春」とうい句集にしていただけるとは思ってもみなかった。
575・17文字の言葉の力を実感した。

私の詠んだ古事記のHP
国まほろば笠沙の春

・歌声は神代の調(かみよのしらべ)花万朶
・陵に歌捧ぐ姫春の月
・歌姫の声おごそかに春の宮
・岩座(いわくら)に歌舞捧げゐる春の宮
・姫の歌神聞き給う春の宮
・笠沙てふ国まほろば花万朶
・夕日の日照る国てふ笠沙春の潮
・むらさきは太古の色よ花すみれ
・里人の守る神々花満てり
・潮騒に太古を偲ぶ野菊径
・薩摩野菊揺るる神代の里の径
                  有馬 澄廣
 管理者による補足
・「まほろば」は素晴らしいところという古語である。古事記の中巻景行天皇の段で使われている。
・花万朶(はなばんだ)と読み多くの花の咲く枝の意味

8番の「すみれ・」・以降については有馬さんが私のHPの神話と老いらくの恋の歌人川田順のページを見て読んでいただいたため、昭和14年に川田が「冬知らぬ 薩摩野菊の 咲くところ 神代の蹟の 磯におりたつ」と詠んでいる歌碑に由来する。

2020年4月7日


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