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荒島岳
   (1523m)  
2009年8月15日(曇り)
妻と二人のパーティー

福井県で唯一の百名山荒島岳は関東からはなかなか遠いため白山と同時に登ることと計画していた。白山は初日に南竜ヶ馬場のテント場まで約3時間30分かかるため、荒島岳を午前中に登りそして最低午後2時までには白山の登山口一ノ瀬か別当出合に移動する必要があった。
そこで埼玉を夜9時に出て出て中央道から東海環状自動車道、東海北陸自動車道白鳥ICで下りて勝原スキー場に朝4時頃程に着いた。途中の九頭竜ダムの側には恐竜に関する施設施設があった。
天気予報では晴れ時々曇りのはずが、ほとんど曇りで山頂から次に登る白山の展望が得られなかったのは残念である。しかし、この勝原スキー場からのルートはブナの木の林がとても素晴らしく、自然息吹というかパワーを与えられる清々しい素晴らしいルートである。
白山に向かう途中大野市の街中で車から背後を振り返ると、薄曇の中に荒島岳が聳えていた。深田久弥氏の日本百名山の中では比較的印象の薄い山であり登山であったが、「日本百名山」の中で深田氏が「勝山から大野へ向かう間から眺めた荒島岳は、文句なしの立派な山であった。・・」という一節が理解できる立派な山の形であった。荒島岳は大野から見るのが一番美しいようである。それにブナ林が印象的であった。
【ルートタイム】
520分:勝原(かどはら)スキー場登山口⇒600分:リフト頂上登山口⇒620分:トトロの木⇒737分:シャクナゲ平⇒8時40分:荒島山山頂()9時03分:荒島山()950分:シャクナゲ平⇒1050分:トトロの木⇒119分:リフト山頂登山口⇒1135分:スキー場登山口
5時20分 勝原(かどはら)スキー場登山口
このゲレンデを登り、そして右斜めに登り再度左斜めに登りそれから石のゴロゴロしたゲレンデを正面のピークまで登る。
リフトが倒されたリフト頂上登山口

この右奥に登山口の標柱が立っている。
6時00分
6時30分 トトロの木と呼ばれるブナの木
登山道に入り滑りやすい粘土の登山道を登るが、すぐにブナの木々の気持ちのいい登りになる。
大きなコブのあるブナの大木
明るいブナの木々の生える登山道はとて気持ちがいい。
トトロの森といわれるのが分かるような気がする。
自然林のパワーを頂けるルートである。
6時45分
7時16分 一度水溜りのある窪地に下り、ここから約20分程登るとシャクナゲ平。
ここからシャクナゲ平まで急な木の階段が延々と続く。
ここから10分ほどで「山頂目で後1.5km」の標識有。
7時19分
7時35分 シャクナゲ平
展望はない。
右が中出コース(中出へ4.2km)
左が山頂への登山道(山頂へ1.3km)。
山頂に向かって2分ほど下ると佐開コースとの分岐。その3分ほど下がぬかるんだ鞍部でそこから登り返す。
急な登りには鎖やロープが付けられている。
これは岩場の鎖場と異なり泥で滑りやすいためのもの。
7時48分
7時57分 下に見えるピークが小荒島岳その右側がシャクナゲ平。

その背後に大野平野が広がる。
鞍部から滑りやすい急な坂を登ると一つ目のピーク。そして少し下り2つ目の小ピークの急な登りが始まる。
そして二つ目の小ピークを過ぎ最後の長い登りにかかるとその先が荒海岳の山頂である。
8時24分
8時40分 荒島岳山頂
標高:1523m
以前は祠がありその後に不似合いな建物や電波反射板があったようであるが、今では取り払われてとても広くててすっきりした山頂である。
現在祠の建設準備が行なわれていた。
シモツケソウやハクサンフウロなど高山植物が咲き乱れていた。
【アクセス】
東京、名古屋方面からは白鳥ICから国道158号線九頭竜ダム経由約45km(約1時間)ほど。(走行距離430km)
高速料金は通常11000円ほどがETC割引1000円はありがたい。
【駐車場】
国道158号線から山際に入るとすぐにスキー場下の通車場がある。
トイレがある。
【水場】
稜線上に水場は無い。
【避難小屋】
なし
【温泉】
勝山温泉センター水芭蕉等(国道157号線勝山市役所近く)がある。
2009年8月15日撮影 CANONG10

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