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北横岳
          (2480m)      
2009.1.3日(快晴)
妻と二人のパーティー

冬山の初チャレンジとして選んだのが北八ヶ岳。人気のスノートレッキングのエリアであり、ルートが短くまた沢山の登山者がおり手軽にまた安全に雪山を楽しめる。
ピラタススキー場に架かるロープウエイを使えば標高2237mまで一気にのぼり、そこから1時間半ほどで標高2480mの北横岳まで展望を楽しみながら雪山の登山を楽しむことができる。
多くの登山者が北横岳に登り、そのままピストンでおりていたが、少し物足りないような機がする。天気がよければ是非、三ッ岳から雨池峠を回るルートがとても展望もよく、岩場もあり、少しだけ雪山のスリルも楽しめるお勧めのルートである。
今年は雪が少なくスノーシューによるトレキングはできなかった。今度は縞枯山から山小屋に泊まりながら樹氷の北八ヶ岳を楽しんでみたいものである。
【ルートタイム】
9時26分:ロープウエイ山頂駅(発)→坪庭第一展望台(アイゼン着装)→7時47分:横岳への登山道入り口→10時17分:横岳と三ヶ岳との分岐→10時23分:北横岳ヒュッテ→10時43分:横岳→10時50分:北横岳→11時42分:北横岳(発)→12時00分:北横岳ヒュッテ(5分休息)→12時10分:坪庭と三ヶ岳分岐→12時34分:三ヶ岳→13時14分:雨池山との鞍部→13時41分:雨池山→13時54分:峠分岐→14時1分:縞枯山荘→14時17分:ロープウエイ山頂駅
8時47分 ピラタス蓼科ロープウエイ山麓駅(標高1771m)
頂駅の標高は2237m標高差466m・総延長2215mを結ぶ。100人乗りロープウエイは通年運行。
9時から運行。
ロープウエイ料金 往復 1800円
駐車料金は無料

詳細写真
ピラタス蓼科ロープウエイ山頂駅(標高2237m)
氷点下13度
山頂液で登山届けを出す。寒さのため手が凍えて登山届けを描くのが大変。
今年は山頂駅の前に広がる坪庭は雪も少なくスノーシューをつけるほどではないためアイゼンを着けずに登り始める。
9時28分
9時32分 坪庭と呼ばれる岩の庭園は樹氷の中
まだまだ雪が少ないが木々が樹氷となりとても美しい。
雪面が凍って滑りやすいためここでアイゼンをつける。
詳細写真
縞枯山荘と横岳との分岐
ここから一度下り樹林の中に入り登り返す。
坪庭の周遊コースから左に折れて横岳に向かう。
ここから樹林帯に一度下り、それから登り返す。
分岐点の指導標には山頂まで60分と書かれている。
9時47分
10時2分 横岳への登りは樹林帯に入り一度右側に登り、一度左側に登るとその先が横岳と三ヶ岳との分岐である稜線にでる。
詳細写真
北横岳ヒュッテ
三ヶ岳との分岐から約5分で着く。
樹林帯の中にイスやテーブルがあり、風が当たらず過ごし易い場所である。
右下の小屋が有料トイレ(100円)
この小屋の右側に下ると七ッ池である
10時23分
10時50分 北横岳山頂
北横ヒュテから約20分で展望のいい横岳に着く。
横岳(標高は2473m)から1分ほど歩くと北横岳(標高2480m)
詳細写真
北横岳から蓼科山を望む
背後には北アルプス、奥穂高と槍ヶ岳の山並み。
南アルプス、中央アルプス全てが見渡せる。
10時51分
11時10分 山頂から樹林を抜けて北へ30mほどの場所。
山頂は立っておられないほどの強風であったが山頂から北に30m程入った木々の裏は風がほとんど無くバーナーを使ってお湯を沸かしラーメンを作ることができた。
そこは展望もよく浅間山や金峰山、そして眼下には北横岳ヒュッテと三ヶ岳が望める。
詳細写真
北横岳からの下山開始。
強風であったが風除け場所のお陰で山頂に1時間ほどゆっくりと展望と食事を楽しむことができた。
眼前に南八ヶ岳の山々が・・
眼下には坪庭が広がる。
詳細写真
11時48分
12時8分 ロープウエイ駅と三ヶ岳との分岐前から三ヶ岳を望む。樹林の中を歩き途中小さなピークをを越えると三ヶ岳
約30分ほど歩く。
最初は低いコメツガ等の樹林帯であるが三ヶ岳の急な岩の登り辺りから大きな岩場になる。
三ヶ岳の山頂から横岳と右奥に蓼科山を望む。
坪庭との分岐点から約30分で着く。
詳細写真
12時38分
12時40分 三ヶ岳からの下り。
これからしばらく展望いい岩と雪のミックスした下山ルート。大きな岩に雪の着いたルートには深い穴が開いており踏み抜かないように注意しながら歩く。
途中数箇所鎖場があるが雪の中ではあまり関係なくアイゼンを利かせて慎重に下る。
これを下った辺りから樹林帯に入る。
詳細写真
12時47分
13時11分 山頂を出て10分程で岩陵帯を過ぎ樹林帯に入る。これがとても急なくだりである。
下りの途中で会った4人(女性1名)のパーティー。この写真でここがいかに急登かが実感できると思う。
この数分下が三ヶ岳と雨池山の鞍部になり雨池山になだらかに登り返す。
鞍部から約30分ほど登り返すと立ち枯れ下明るい尾根道になり数分で雨池山(2325m)の展望が開けてロープウエイの駅と縞枯山荘への八丁平が広がる。
この坂を下ると雨池峠。

詳細写真
13時41分
14時01分 八丁平にある縞枯山荘。背後に横岳。
雨池山は縞枯れが美しい。
縞枯山荘を出て10分ほどで坪庭から降りてくる道(坪庭出口)と合流し、すぐにロープウエイの駅が見えてくる。 14時16分
アクセスについて
東京方面からは中央高速か諏訪南ICで降りた、そのまま八ヶ岳方面にのぼりエコーラインを真っ直ぐに進めばビーナスラインの芹ケ沢まで一本でつながる道が整備されていた。(ナビでは原村の中を通過するルートを選択するが、このエコーラインルートの茅野側が芹ケ沢まで完成したことにより便利になった。)
2009年1月3日撮影

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