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丹沢山
(1567m)
2008.10.25日(曇り)
妻と二人のパーティー

塩水橋林道入り口(7時00分)→瀬戸橋(7時5分)→ワサビ沢出会:林道終点へのバイパス(7時51分:)→(草と雨のため急斜面で登山道を発見できず林道に引き返す)→ワサビ沢出会(8時17分)→林道終点登山口(9時53分)→堂平(9時27分)→天王寺尾根分岐(10時50分)→丹沢山山頂(着:11時19分)→丹沢山(発:12時00分)→天王寺尾根分岐(12時42分)→塩水橋60分の標柱(13時32分)→(13時52分:天王寺尾根の支尾根に迷い10分ほど下る→:14時15分尾根に戻り返し赤いルート標識のテープ発見)→天王寺峠(14時54分)→本谷川出会い登山口(15時17分)→塩水橋林道入り口(15時42分)
7時00分 宮ケ瀬北原交差点から県道70号線(秦野清川線)に入りヤビツ峠(泰野方面)にはいり、長者屋敷と唐沢キャンプ場を過ぎると突然道が車一台がやっとと通れる狭い道になり、10分ほどで塩水橋を渡ると林道入り口のゲートがある。
林道は3.4kmあると書かれている。
林道に入ってすぐに瀬戸橋があり橋を渡らずに沢沿いに直進すると天王寺尾根の登山口へいく。
橋を渡ると林道の終点から堂平を経由して山頂へ登るルートととなる。
7時5分
7時53分 林道が大きく曲がるワサビ沢出会いに「堂平 0.7Km」と書かれたプレートがあり、沢にかかる木の橋を渡り、簡易舗装を少し登ると左側に「登り口」という黄色い標識があった。
杉林の草が生い茂り、細くなった登山道は落ち葉と前日の雨で判別しにくく、足場の悪い踏み跡を登るとますます道の跡が不鮮明になりついに急な斜面でざれて崩れ易い不安定な足場となり登山道を判別できなくなった。泥だらけになりながら急斜面を下り、やむなく林道に戻った。
約25分ほどロスした。
国土交通省「堂平雨量局」

プレートには以下の通りかかれている。
「相模川水系中津川堂平雨量観測所
標高877m
緯度35度25分53秒
軽度139度10分58秒」
8時54分
8時54分 林道終点登山口
雨量観測所の向かいに登山口ある。
堂平
ブナ林のつつくしい堂平。井戸の跡等が残されていた。
「かながわの美林50選丹沢堂平のブナ林」の標識がある。

ブナは日本海側の多雪山地に育成の本拠地を持つ樹木で、冬雪のあるような湿潤な気候とフカフカした厚い土壌を好んで育つらしい。従って、冬に乾燥する太平洋側の山地では育ちが悪く丹沢山では標高1000mをける部分にブナの純林に近いブナ林が見られるのは珍しいのだという。
9時27分
9時33分 砂防ダムを左岸に渡り登り始める。
これからしばらく急な登りでがあるが、とても明るい林の中を登る。
天王寺尾根への間のきれいなブナの林の登り。
9時58分
10時13分 天王寺尾根に出る。
天王寺尾根の出ると広くてなだらかな気持ちのいい登山道が続く 10時15分
10時26分 登山道の右側が崩落しており上部の木の階段のアンカーは宙に浮いており利いてない場所があるので注意が要る。
このコースで唯一の難所です。
鎖場
崩落地の上部は大きな岩に鎖が付けられている。
10時27分
10時28分 鎖場の上から紅葉の尾根が見事。
崩落地、鎖場を登るとザレ地であるがリンドウが咲いていて、振り返ると天応寺尾根の紅葉が見事。
ここから東京都の多摩や横浜、そして小田原の海まで一望できた。
ここはこのルートで一番のビューポイントである。
この木の階段を登りきると稜線。稜線から200メートル左に進むと丹沢山山頂。 10時49分
10時57分 丹沢山山頂(1567m)
正面が山頂
テーブルがあり、東側にみやま山荘が建つ。
みやま山荘
山頂の東側にみやま山荘が立つ。
2004年に立て替えられたとのことで、とてもきれいな山小屋であり、壁に山小屋のオーナー石井清氏以下小屋番やボッカのスタッフの写真と略歴が書かれていた。受付の脇には小屋見習い・・いしいゆきえさん編集の秋の丹沢を写真で紹介した「みやま山荘だより 18」がおかれていた。
下山を始めるとボッカの人が沢山の荷物を背負って上がってきた。このようなスタッフの努力で山のサービスがなされている。頭が下がります・・
10時57分
13時32分 天応寺尾根の下りは堂平の分岐(山頂から40分ほど)から下はめぼしいポイントがない。
広くてなだらかな尾根を下り1時間30分ほどで「塩水橋へ60分」の標識がある。
この先20分ほど下ったところに尾根から左に下る支尾根があり、落ち葉でルートが分からず自然に支尾根に導かれ、ルートを外れてしまった。ルートを外れたことに気づき10分ほど登り返し、ルートを示す赤いテープを発見。(このルートはルートのマークが少ない)
夏道であれば問題がないのかもしれないが登山者が少なく厚い落ち葉で踏み跡も無い(見つけづらい)季節は注意が必要な箇所である。
尾根を下っていくと檜(或いは椹)の林を抜けて天王寺峠に出る。
そこから本谷川に下ると林道に出る。
登山口の本谷川の50メートルほど上流には札架への吊橋が架かっている。
本谷川林道の登山口から本谷川沿いの舗装の道を塩水橋登山口に約20分程下ると着く。
15時17分
2008年10月25日は前日の天気予報と朝5時の天気予報でも関東南部は晴れで雨や曇りの予想は全く無かった。ところが予報に外れて暑い曇りの中で時々パラパラ・・の最悪の天気。
富士山を見るために登る山で天気予報が外れることほど頭に来ることは無い。途中で話をした登山者も「この天気ではテンションが下がりますよね・・」と言っていた。しかし天気予報前日いや半日前の天気すら当てることができない天気予報は情けない。
このルートはあまり推奨していないのか、ルートの標識・マークが貧弱である。
堂平の途中までは「丹沢山2.4km 塩水林道終点0.6km」と書かれたのがったが、堂平から上には「丹沢山 宮ケ瀬」という標識のみであまり役に立つものではなかた。それに下山の天王寺尾根は標識は堂平との分岐と尾根の中盤「塩水橋60分」、「天王寺峠分岐」以外ではまったくなかた。特に支尾根に間違い易い場所には進入禁止のマークなどは無く、ルートマークもほとんど無かった。
ワサビ沢のショートカットルートもルートマークのリボンなど整備してもらいたい。
夏山で踏み跡がはっきりしているときには問題ないであろうが、今回晩秋に登ってみて厚い落ち葉の季節にはルートは分かりにくく、慎重なルートファンディングが求められると痛感した。
2008年10月25日撮影

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