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仙丈ケ岳
(3033m))
2008.7.26(快晴)
妻と二人のパーティー

7月12日 7時7分:北沢峠(発)⇒7時17分:大平山荘(着)⇒7時57分:滝の尾根⇒8時19分:雪渓のある沢⇒8時35分:滝⇒9時13分:分岐点⇒9時28分:馬の背ヒュッテ(着)⇒9時52分:馬の背⇒10時32分:仙丈小屋⇒11時14分:山頂(着)⇒12時18分:仙丈小屋との分岐⇒12時55分:小仙丈⇒13時43分:大滝の頭(5合目)⇒14時20分:三合目⇒14時37分:2合目⇒14時56分:1合目⇒15時6分:北沢峠(着)

6時22分 広河原バス停前
6時50分始発の北沢峠行きのバスを待つ。
北沢峠へは広河原からバスで約25分。運賃750円

参考
前日埼玉から中央高速甲府昭和ICを出て約44k走り夜叉神峠に夜12時30分に着いた。
そして朝5時30分のバスに乗り広河原に着いた。
夜叉神峠から広河原までは約40分運賃920円。
北沢峠
広河原を定刻前に出発したバスは7時前に北沢峠に到着。
長野県伊那市側からも登山バスが到着し峠は登山者で混雑している。

この日の長衛莊は予約者以外は宿泊できないと書かれていた。
詳細写真
6時58分
7時16分 太平山荘
北沢峠から林道を伊那側に少し歩くと左に下る場所があり樹林帯を5分から6分歩くと大平山荘がある。
大平山荘の裏側から登りにかかる。

登り始めてしばらくするとジグザグ登る急な登りになる。
急な登りの先に沢音が聞こえてくると尾根に出てその裏に大きな藪沢大滝が木々の間に見えてくる。
ここで一休みして右下に藪沢を望みながら登ると前方に雪渓が見えてくる。
詳細写真
7時37分
8時17分 雪渓の残る藪沢
雪渓のある場所へは以前は沢の右岸を行くなだらかな登山道だったようであるが、現在では崩壊したため、その上に高まくように道が付けられている。
ルートは雪渓を左岸に渡り、雪渓がなくなると沢のうえを歩くところもある。
詳細写真
沢の中間点当たりにある滝
とても涼しい場所で滝の下で休息した。
8時34分
8時43分 沢の水も少なくなる上部。
大滝の頭と馬の背との分岐点 9時13分
9時28分 馬の背ヒュッテ
小屋の裏にベンチ、水場がある。
小屋の裏から甲斐駒ヶ岳が正面に望める。
トイレは有料で100円。
馬の背
ヒュッテから10分ほど登ると馬の背に出る。
9時52分
10時10分 馬の背の稜線からの仙丈岳
最初は潅木帯であるがすぐにハイマツ帯になり正面には仙丈岳と仙丈小屋が見え、西には伊那の町並みが望める。そしてヤセ尾根の馬の背を歩き少し下ってから登りになる。
詳細写真
仙丈小屋への登り 10時24分
10時38分 仙丈小屋
とても新しい小屋であり、トイレは水洗である。
小屋の下には水場がありとても冷たくて美味しい水である。
小屋の売店前にある小さな花壇(?)には黒百合が一株咲いていた。
仙丈岳(3033m)
小屋を出て30分ほどで山頂に到着する。
山頂はゴツゴツした岩場でそれほど広くはない。晴れていたら360度のパノラマが楽しめる。この日は南には我が国の第二の高峰北岳と第四の高峰間ノ岳が見えていた。
詳細写真
11時16分
11時55分 仙丈岳からの下り
山頂から小仙丈岳までの稜線歩きは展望がよく氷河時代のカールを望むことができる。そして小ピークは岩場の登りもありとても楽しいルートである。
馬の背辺りから見ると稜線のスカイラインを登山者が歩いている姿が見られる。
詳細写真
雷鳥
ハイマツ帯に雷鳥の親子が見られた。
12時12分
12時55分 小仙丈岳
展望の利く楽しい稜線のアップダウンを繰り返すと小仙丈岳につく。
ここから急な下りになる。
しばらくハイマツ帯の展望の利く急な下りでそのあと樹林帯に入る。それでも所々で南に北岳を望むことができる。
大滝の頭(5合目)

森林限界を過ぎて10分程で藪沢沿いの馬の背ヒュッテ下の分岐点からのルートがここで合流する。
標高2500メートル地点で丁度中間点に当たる。
ここから北沢峠まで約1時間20分のルートタイムである。

参考 3合目:14時20分
詳細写真
13時43分
14時27分 2合目
長衛小屋、テント場への近道の分岐点
北沢峠へは尾根沿いに真っ直ぐ進む。
ここからの尾根歩きはシラビソやコメツガなどの樹林帯であるが明るくとても気持ちのいい尾根道で南アルプスの特徴を実感できる。

参考 1合目:14時56分
埼玉を夜9時過ぎに出て夜叉神峠で仮眠。広河原へのバスを待った。広河原のアルペンプラザは無くなっておりバス停には沢山の登山者が溢れていた。
今回は太平山荘から藪沢のルートをとった。他に北沢峠から小仙丈へ直登するルートがあり、少し登りが急であるが早く展望の利く稜線に出られるメリットがあるようである。しかし、藪沢ルートもそれほど急な登りはなく小屋あり、、沢沿いの滝あり、時々甲斐駒の姿が望めたり、所要時間も4時間程で頂上に到着できる為、登りにもなかなかいいルートだった。
甲斐駒と仙丈ケ岳の日帰り登山の欠点はバスの最終便が3時30分と早いことであり、どうしてもせわしい登りになるのである。しかし、今回は帰りのバスも早く乗ることができた。広河原から夜叉神峠へのバスの中で爆睡したあと、芦安に下り「ヘルシープラザ山渓園」で温泉で汗を流した後甲府の町も楽しんで帰ってきた。
山渓園で妻と温泉で一緒になったグループは岩手県からワンボックスに乗り合わせてやってきて、北岳に登りそして翌朝間ノ岳にピストンして降りてきたとのこと。遠方から山を楽しむために仲間たちと協力しているグループの努力に頭が下がります。「ご無事でお帰りを!」と車の後姿に頭を下げた・・そしてまたどこかの山でお会いしたいものです。
2008年7月26日撮影

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