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御岳
(3067m)
2008.5.4(晴れのち曇り)
妻と二人のパーティー

8時20分:御岳ロープウェイ(発)⇒8時45分:ロープウェイ山頂駅(発)⇒9時4分:7号目行場山荘⇒11時04分:女人堂(5分休息)⇒11時22分:明治不動⇒12時00分:黒岩(?)⇒12時48分:横手道十字路⇒13時27分:御岳山頂(着)⇒13時56分:御岳山頂(発)⇒14時12分:横手道十字路⇒14時55分:樹林帯手前ハイマツ⇒15時23分:ロープウェイ山頂駅(着)

御嶽山 7時40分 御岳ロープウェイスキー場(鹿ノ瀬駅)に向かう途中から御嶽山の見事な全景  詳細写真
御岳ロープウェイの乗り場の駐車場はスキーヤーやボーダーの車でいっぱいである。
御岳は関西の春スキーのメッカとのこと。
御岳ロープウェイ鹿ノ瀬駅は標高1570m。
ロープウェイといってもゴンドラである。
往復料金2400円
この時期朝8時30分が始発である。(夏は7時から)
高低差:580m
全長:2330m
所要時間:約14分
定員:6名
ロープウェイ山頂飯森駅(2150m)
背後に御岳社の鳥居が見える。
地図を頼りに御岳社の脇から夏の登山道の7号目行場山荘を目指す。
(しかしこのルート選択は冬山では間違いだったことに途中で気づく。ロープウエイ駅の脇にあるリフト降り場の先にある登山口から尾根を直登するほうがいいようである。)

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8時45分 登山口(スキー場最上部)
7号目行場山荘 9時4分 7号目行場山荘
地図では10分ほどの7号目行場山荘まで深い雪の樹林の中、目印も少なくルートファンデングに苦労する。先行している夫婦のパーティーも同様の様子。
やっとのことで覚明社の裏に出る。

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女体堂に向かう急斜面
行場山荘から女体堂までのルートははっきりせずに急な雪面をひたすら真っ直ぐに登る。すると樹林帯を抜け展望が開ける。
背後に乗鞍岳、その右に槍ヶ岳、穂高岳、常念岳が望める。

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9時57分
背後に北アルプスが見える。
女人堂 11時04分 八合目 女体堂小屋
昭文社の山と高原地図では登山口からここまで約1時間20分であるが約2時間20分もかかってしまった。
鳥居の奥には御嶽山がある。鳥居の奥には銅像が沢山置かれており、まるでお墓のように行者の石碑が乱立している。
女体堂の上の雪面を登る。
背後には南アルプス甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳などが見える。

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11時5分 急斜面を登る 背後に女人堂と南アルプス
黒沢口登山道 11時35分 黒沢口登山道
残雪を登ると途中で腐れた雪に足を取られるため明治不動の少し上から黒沢口登山道の岩場を登る。
岩場を抜けてからまた急な雪原を登る。
登山口から私たちのように女体堂ルートをとらずに直登してきたスキーヤーやボーダーがバックカントリー用語でハイクアップしてくる。
夏ルートでは石室山荘から覚明堂を過ぎて稜線に出るが、私たちは石室山荘の下を過ぎ、覚命堂の左脇の急な雪面を直登して横手道十文字にのぼる。急斜面を登りきると眼前に我が国最高所の高山湖であるコバルトブルーの水をたたえたニノ池が見えてくる。
12時11分 スキーヤーと背後に北アルプス
13時5分 剣ヶ峯直下の最後の登り
王滝頂上からのトラバースルートが合流する横手道十文字から稜線を御岳の最高峰「剣ヶ峯」に向かって登る。
天候が急変して気温が急激に下がり突然ホワイトアウトしたりする。しかし何とか天候も回復し山頂に着く頃には視界が利くようになって来た。
所々から右下にコバルトブルーのニノ池が見える。

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御岳山頂(3067m)
剣が峰の御嶽神社頂上奥社の額は雪のため傾いているが立派なもの。その脇には沢山の像が建っている。

詳細写真
13時27分 御岳山頂
14時17分 覺明堂と石室山荘の中間あたりの斜面
下り始めると登りと異なりとても楽しく下ることができる。
覚明堂と石室山荘の中間辺りの急斜面は9合目(約2900m)である。数人のスキーヤーたちが急斜面をものともせず滑り降りていく。
石室山荘下の斜面
はるか下のハイマツ帯とその先の樹林帯のさらに先にロープウェイの飯盛高原駅辺りが見える。
登りは写真の右下に見える黒い岩の先の女人堂ルートではなく眼下の雪原の先のハイマツ帯から樹林帯を抜けて登山口を目指す。

詳細写真
14時29分
15時17分 ハイマツの先の樹林帯
登りは2時間以上もかかった雪原も30分ほどで駆け下りると樹林帯に入る。
沢山のスキーヤーやボーダーが滑り降りているためまるでスキー場のコースのようになっており迷うことはない。こちらには木々にルートを示す赤いマークも沢山ついている。
ロープウェイ山頂飯森駅(2150m)着
樹林帯に入って10分ほどでロープウエイ駅の脇にあるリフト降り場の先にある登山口に出る。
15時25分
前日に木曾駒ヶ岳に登り、上高地に行く予定であったが急遽木曾の御嶽山に登ることに変更し、木曽福島町の二本木の湯に入り、三岳の道の駅で車中泊して8時30分と遅いロープウエイで御岳に登ることとした。途中で山の地図を買いロープウェイからのルートを選び、登山口から夏道のルートを選んだのがミスであった。冬はリフト降り場の先にある登山口から尾根を直登するものらしい。しかし雪原をひたすら4時間ほど登ることになる。
ロープウエイ乗り場の当たりは全く雪は無く山頂だけが白く輝いており、里は山桜や色とりどりの花であるれていた。
そして帰りは中山道(国道19号線)へ直接向かわず、反対方向の開田高原方面国道361号線のルートをとる。この飛騨街道は開田高原が観光地として開かれておりアイスクリーム売り場に長い列のできた場所があり、飛騨馬の里などがあり楽しいドライブコースであった。そして再び木曽福島町の二本木の湯にたちより、途中で蕎麦をいただいて帰ってきた。
二本木の湯は国道361号線から5分ほど地蔵峠に向かう途中にある温泉であり、温泉は濃い茶褐色で鉄味を有しスベスベ感のあるお湯であり、炭酸が豊富に含まれているため身体を動かすと無数の気泡が付くすばらしい泉質である。内湯のみの簡素なつくりだが窓越しに木曽駒ヶ岳が見える。
そして帰りに木曽福島町の「田舎そば義源」(木曽町日義1675−5)のソバもソースカツどん共にとても美味しく上品な味でまた訪ねたい場所であった。木曽路は始めて訪ねたが春先の登山とドライブを充分楽しむことができた。
2008年5月4日撮影

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