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奥穂高岳1
(横尾から本谷橋)

7時30分に河童橋を出て2時間30分ほどで横尾に着いた。10月の山(三)連休は紅葉を楽しむために全国から登山者が集まり、次の山小屋まで最後のトイレがある横尾のトイレは長蛇の列となる(特に女性用はひどく30分ほどにもなる)。今年は昨年と異なり紅葉が遅れている。そして横尾谷のなだらかな右岸を迫力ある屏風岩を望みながら登る(蛇足:屏風岩は昭和22年井上靖の「氷壁」のモデルとなった昭和30年1月2日ザイル切断事故で死んだ若山五朗氏の実兄石岡繁雄氏とその教え子によってこの約600mの岩壁は初登頂されている。)。本谷の吊橋は鈴なりに沢山の登山者がこれから約2時間の涸沢までの休息をとっている。そして始めはしばらくジグザグの急な登りになるがすぐに横尾谷を眼下にした緩やかなコースである。それにしてもこの山の人気はすごく、ご覧の通り、登山者が登山道をつながりながら登る為追い抜くのもままならない。
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横尾大橋、 昨年は橋のたもとの木が黄色く色づいていた。
屏風岩は昭和22年井上靖の「氷壁」のモデルとなった昭和30年1月2日ザイル切断事故で死んだ若山五朗氏の実兄石岡繁雄氏とその教え子によってこの約600mの岩壁は初登頂されている。
本沢の吊橋 ごらんお通り吊橋も鈴なり。沢も休む場所が無いほどの登山者。
横尾谷の左岸すなわち屏風岩の下を登る。ごらんの通りの沢山の登山者
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2007年10月6日撮影

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