夫婦で登る日本百名山へ戻る                                    

斜里岳 
 (しゃりだけ:1547m)     
2013年7月15日(晴れ)
私達夫婦の2名のパーティー

斜里岳はとてもユニークなコースでは途中、沢山の徒渉とともに滝のある場所を遡上する。しかしこの沢の岩は濡れていても滑りにくく、大きな滑滝の脇を飛沫を浴びながら登る爽快感はほかでは経験できないものである。そして下山は尾根を下り熊木峠からの新道ルートであるが、熊見峠から下二段まではとても急で滑りやすいコースである。ベテランは旧道を下っているようである。(百名山91座目)
【コースタイム】
537分:清岳荘(発)⇒554分:林道終点登山口⇒626分:仙人洞⇒639分:下二段⇒732分:万丈の滝⇒749分:見晴らしの滝⇒751分:七重の滝⇒754分:竜神の滝⇒757分:霊華の滝⇒824分:上二段⇒912分:馬の背⇒937分:斜里岳(山頂) 1035分:斜里岳(発)⇒1112分:馬の背→1142分:上二段⇒1227分:熊見峠⇒1311分:下二段⇒11350分:林道終点登山口⇒1406分:清岳荘
5時35分
清岳荘
駐車場も広く建物も立派で清里の展望もいい。
トイレは建物に入った玄関の脇で靴のまま入れる。
5時37分
登山届を書いてここから登り始める。
山頂まで3.6km
標高差850m
暫く林道まで樹林帯を水平に歩き林道に下りる。
5時43分
林道に出ると真っ直ぐな道で終点まで約10分
5時54分
林道終点
ここから登山道に入る。
5時55分
ここから沢沿いに登り、何度も徒渉を繰り返す。
6時4分
ルートマークに従って登る。
6時9分
ヘツルような場所もあるが、水量が少ない時はむしろ沢を歩いたほうが安全。
6時14分
沢は石に乗るより沢の中を歩くほうが安全に渡れる。
6時22分
このように沢沿いを登る。
6時26分
仙人洞
6時35分
六合目
下二段
ここを右に上ると新道ルート。急な上りである。
旧道ルートは沢沿いに登る。
途中で地図を落としていたらしく後続のさいたま市見沼区から来た男性に拾って持ってきていただいた。(ありがとうございました(私達は隣の伊奈町です)。翌日羅臼岳でも会うことができた。
6時53分
これからが滝の続く核心部分。上二段まで約1時間20分から50分ほどかかる。
ここはルートタイムに関わらずゆっくりと安全に沢登りを楽しみたい。
7時01分
大きな滝が見えてくる。
7時08分
このような上りが続くが比較的滑りにくい岩場である。
7時10分
羽衣の滝
7時11分
羽衣の滝の左岸を登る。
7時14分
右岸に渡りこの急な崖をのぼる。
7時14分
この右岸の崖が滑り易くこのルートで一番大変な急登りである。
7時30分
何度も徒渉と沢の脇の登りを繰り返す。
7時32分
万丈の滝
左岸を登る
7時37分
万丈の滝の上部から振り返る。
7時42分
7時47分
水しぶきをあげる滝が連なり涼しい上りが続く。
 7時53分
竜神の滝
左側の沢を登っていく。
7時57分
雲華の滝の右岸を登る。水しぶきを浴びながらとても涼しい上り。
とても爽快である。
このような上りはほかでは経験したことがない。
8時03分
霊華の滝の上部
竜神の滝あたり。
8時05分
このような滑りやすい濡れた場所を登る。
ただここの岩場は濡れていてもそれほど滑らず歩きやすい。
8時16分
上二段の下に来ると沢の水も細くなる。
8時27分
上二段(簡易トイレブース有り)
ここを右に折れると新道ルート
山頂へは沢をまっすぐに登る。
 8時36分
沢が涸れて急な上りになる。
 8時57分
胸突き八丁の急な上り。
 9時02分
更に上部のきつい雪渓が始まる。
 9時11分
馬の背
胸突き八丁の雪渓を越えると馬の背。
 9時12分
馬の背から右奥の斜里岳山頂。
手前の急なピークを越えて山頂に向かう。
 9時23分
手前の小ピークの手前の上部はこのような急な岩場。
 9時29分
エゾカンゾウが咲き乱れる丘の先に利尻岳山頂
 9時30分
山頂下の鞍部にある鉄製の斜里岳神社
 9時32分
斜里岳への最後の鞍部の岩場。右側が切落ちており、オダマキやカンゾウなどの花が咲いていた。
登り返すとすぐに山頂。
 9時37分
斜里岳山頂
とても広い山頂でオホーツクの展望がいい。

しかし雲が出てきた。
山頂で「私達には時間がない」と言って百名山を登っている釧路の夫婦と、茨城県取手市のご夫婦一緒になった。
皆さん工夫しながら山旅を楽しんでおられた。
 9時58分
山頂からオホーツク海の上空に戦闘機のドッグファイトのような航跡が見られた。
先行する戦闘機を後続の戦闘機が追いかけその周りに襲いかかり旋回したりする初めて見る光景だった。
 11時42分
上二段の分岐を熊見峠の新道に入る。
暫く低い灌木帯の山の西側を巻くように稜線を目指す。
 12時12分
ハイ松の展望のいい稜線の登山道を進む。
正面お山の手前が熊見峠。
 12時28分
熊見峠
背の高いハイ松の中の展望台
 12時53分
熊見峠から下り始め暫くするとこのような急な下りが延々と続く。
 13時06分
途中とても滑りやすい場所がある。ロープもなく雨が降るととても危険な場所である。
 13時24分
下二段から沢の徒渉を繰り返す。
 13時50分
林道の終点に到着
 14時04分
清岳荘
 【アクセス】
道の駅 「パパスさっつる」
温泉は今(25年度)建替え中であった。コインランドリーも併設されている。(ただし小型です。)
林道終点から約8qで清岳荘
【設備】
清岳荘
駐車場、トイレ、水場あり。
トイレは建物の中で協力金100円

宿泊料金  施設内宿泊
 *大人1人 1,500円(1泊素泊まり) ※大人(高校生以上)
 *小人1人 1,000円(1泊素泊まり) ※小人(小・中学生)
 *小学生未満  無料
※、トイレ使用の協力金として500円。
*車中泊  車1台 500円
温泉:ホテル緑清荘 380円 とても立派な温泉です。
【第2次北海道遠征】3日目
14日に羊蹄山を登り、午後4時に京極町から450qほど走り清里町の道の駅に着いて朝を待った。今回の遠征で一番きつい移動であった。北海道遠征のポイントは移動距離。今回羊蹄山、雌阿寒、斜里岳、羅臼岳、利尻岳の5山を登るためにはここに移動するのが一番きつい。2山目を雌阿寒でなく斜里岳を先に登っておくと下山時間が早い為雌阿寒から稚内の移動が楽になる。下山した後、温泉に入り斜里町の宇登呂に向かいウトロ道の駅の側のコインランドリーで洗濯。そして居酒屋で美味しい魚をいただき、翌日羅臼岳を目指す。
斜里町から岩尾別温泉の羅臼岳登山口まで約70qほど。
2013年7月15日撮影 

HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県南さつま市坊津町 Good Journey(よい旅を!)