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八ヶ岳・硫黄岳
    (2780m)     
2012年3月20
日(晴れのち薄曇り)
私達夫婦2名のパーティー

3月20日、突然思いったって硫黄岳に登ってきた。3時に起き埼玉の家を出て6時半ごろに美濃戸口についてが、林道が凍てついて深い轍のためスタッドレスだけでは入れないとあきらめて車を置いて美濃戸を目指す。
ししかしそれから先は楽しい雪山。硫黄岳からは横岳、赤岳、阿弥陀岳等まさに南八ヶ岳を代表する山岳展望が広がる。
比較的手軽で安全に楽しめる冬山です。
6時35分美濃戸口先の駐車スペース⇒17時15分:美濃戸(着)⇒7時23分:美濃戸(発)⇒8時30分:堰堤⇒9時35分:赤岳鉱泉(着)⇒⇒10時12分:赤沢鉱泉(発)⇒12時15分:赤岩の頭⇒12時46分:硫黄岳(着)⇒12時55分:硫黄岳(発)⇒13時09分:赤岩の頭⇒14時23分:赤岳鉱泉(5分休憩)⇒15時19分:堰堤⇒16時06分:美濃戸⇒16時44分:美濃戸口近くの河原
6時35分 美濃戸口から400mほど進んだ川の脇の駐車スペース
美濃戸口から美濃とに向かうとすぐに深い轍の滑りやすい道になった。川のわきにある駐車スペースに車を止め美濃戸まで約2,4q程歩くことになった。
美濃戸
(標高1,760m)
美濃戸口から約40分凍りついた林道を歩いてきた。
美濃戸口からここまで待つ道であれば標準ルートタイム早く1時間である。
7時12分
7時15分
(着)

7時23分
(発)
赤岳山荘
このシーズン営業している唯一の山小屋である。
右側の黄色い箱田登山カードを入れ。
堰堤に到着
この手前の小屋で約10分程食事をとる。
川を左岸にわたり堰堤を越えての上っていく。
8時28分
8時47分 横岳が見えてくる。
堰堤から赤岳鉱泉までは沢沿いの緩やかな登山道である。沢に架かった橋を何度も左右にわたりながら高度を稼いでいく。
赤岳鉱泉の名物巨大な「アイスキャンディー」
クライマーたちがアイスクライミングを楽しんでいた。
9時33分
9時35分 赤岳鉱泉
背後に阿弥陀岳と赤岳が頭をのぞかせていた。
(標高2,220m)
一休みして硫黄岳に登り始める。
赤岳鉱泉の書面玄関の前が登山口
10時12分
10時21分 大洞心との分岐から正面に大洞心がそびえて見える。
大洞心のルートは冬山上級者のためのバリエーションルートがたくさんある。
ジョウゴ沢との分岐
ジョウゴ沢に迷い込まないようにロープが張られている。
この先はアイスクライミングのメッカらしい。
10時28分
10時48分 硫黄岳へは樹林帯の急な上りをジグザグに上っていく。
雪崩の危険のない上りである。
横岳(2829m)と赤岳(2899m)が聳えて見える。 11時51分
12時2分 木の高さが低くなり木々の密度が薄くなり森林限界を超えようとする。
森林限界を過ぎると硫黄岳が望めるようになる。 12時08分
12時14分 森林限界を超えると赤岩の頭まで急斜面の雪面を上る高度感のあるとてもスリリングで楽しいトラバース。
赤岩の頭から硫黄岳を望む。
夏であれば約20分のルートであるが。
12時16分
12時30分 硫黄岳山頂下の岩場
下から見るときつそうな岩場であるがとても上り易いルートがついている。
岩場から山頂を望む
12時30分
12時46分 岩場を上りきると突然このように広い硫黄岳の山頂がどーんと広がっている。
手前の標柱には三角点と書かれていたが・・。
ばてていて少し時間がかかってしまった。久しぶりの高山で息苦しいのか少し歩いては休んでいた。
東側には左から横岳、赤岳、阿弥陀岳が並ぶ。
南八ヶ岳を代表する山岳展望である。
12時46分
12時49分 広い山頂の中央部
標高2760m
北側には硫黄岳の爆裂壁 12時49分
西側には天狗岳と横岳、蓼科山が望める。その先には北アルプス。
 赤岩の頭から下りになり、木が生えたところで安全を確保しながら八ヶ岳の展望を堪能しながら食事をとる。(10分休み)  13時28分
 14時23分  赤岳鉱泉
 美濃戸  16時06分
 16時44分  川沿いの駐車スペースに到着
美濃戸からここまでは疲れた足でとても長く感じた。
【アクセス】
美濃戸口から美濃戸までは未舗装の林道を約3キロほどある。冬場はスタッドレスタイヤだけでは入らないようにとゲートに書かれている。川を渡り急な上りを通過できればなとか行けるが、轍が大きく車高の低い車はやめたほうがいい。雪道に定評のあるレガシーの四輪駆動でも車高の低さはいかんともしがたく、すぐに車を置いて美濃戸まで40分ほど歩きました。

【駐車場】 
美濃戸口と美濃戸
【トイレ】
美濃戸口と美濃戸、赤石鉱泉にある。
【水場】 
美濃戸、赤岳鉱泉
【テント場】
赤岳鉱泉にあります。
2012年3月20日撮影 CANONG10

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