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Good Journey(よい旅を!)
袋田の滝

華厳滝、那智滝とともに日本三名瀑のひとつに数えられる茨城県久慈郡大子町にある袋田にある「袋田の滝」。高さ120m・幅73mの大きさを誇る。大岸壁を四段に流れることから、別名「四度の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師が訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したことからとも言われる。大子町の代名詞ともいえる、メインスポット。  MAP
冬の氷結した滝を見に行ったが残念ながら未だ氷結していなかった。
【下段の観瀑台にある歌碑】
●花もみち経緯(よこたて)にして山姫の錦織出す袋田の瀧 西行法師(平安時代の歌僧)
●いつの世に つつみこめむ袋田の 布引出すしら糸の滝  徳川光圀(水戸黄門:水戸徳川藩二代藩主)
●もみち葉を風にまかせて山姫の しみつをくくる ふくろ田の瀧 徳川斎昭 (水戸徳川藩九代藩主)
●御空より巌を傳ひて飛落ちてすへりて散りて四度の大瀧 大月桂月(明治時代の文豪)
「袋田の滝トンネル」(長さ276m、高さ3m、巾員4m)を通って観瀑台へ行く必要がある。
入場料は、大人300円、中学生以下150円(ただし茨城県民の日は無料)。
年中無休。
営業時間は、5月〜10月が午前8時〜午後6時、11〜4月が午前8時30〜午後5時。
袋田の滝トンネルを通り、徒歩約5分。
滝の上から3段目の目の前にある(最上段は見えない)。
高さも幅もある滝だけにワンフレームに収まらない
新観瀑台が、2008年(平成20年)9月13日午後1時にオープン。袋田の滝トンネルの途中に新設した2機のエレベーターで、上部に上がる。
下段の観瀑台から滝を望む。
トンネルの奥に四度の瀧不動尊がある。
下段の観瀑台から下流の吊橋を望む
トンネルを出てこの吊橋の順路に従って帰る。
この吊橋までは無料である。
吊橋に向かう料金所の前から
滝の上の絶壁
吊橋から袋田の滝と下段の観瀑台
【アクセス】
●JR水郡線袋田駅から茨交県北バス滝本(袋田の滝)行で終点下車。
●袋田駅から車で15分。有料駐車場あり(500円)。見返橋の手前の町営駐車場は無料(トンネルまで約15分ほど歩く。生瀬富士や月居山を見ながら手ごろな散歩ができる。)
●袋田駅から徒歩で約45分。
【ハイキング】
吊橋の先の鉄の階段を登るとその先に生瀬の滝がある。さらに月居山へのハイキングルートが整備されており、生瀬の滝や袋田の滝を上部から展望し、奥久慈の山並みを楽しむことができる。また、月居山には光明寺観音があり、大きな釣鐘を突くことができる。この山は幕末1864年、元治甲子の変で天狗党と諸生党の水戸藩士同士が戦った月居峠の戦いがあった場所です。
2009年1月27日  撮影 CANON G7

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