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Good Journey(よい旅を!)
神戸北野異人館

1867年1月1日(慶応3年12月7日)、イギリス等の軍艦などが放つ21発の祝砲と共に兵庫が開港され、外国人は現在の旧居留地(現在の市役所の西側一帯)で仕事をしたり、住んだりしていました。しかし、来日する外国人が増え居留地で働く外国人たちが山手に住宅を求め、段々畑があるくらいで人家もまばらだった北野に洋風住宅を次々に建てていったのが異国の文化漂う北野の町の始まりだといいます。
国の重要文化財に指定されている風見鶏の館と萌黄の館をはじめ伝統的建造物に指定された洋風建築が34棟あり、一般公開されている。
旧トーマス住宅
(重要文化財)
風見鶏の館として知られるこの館は明治42年、ドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の自宅として立てられた。北野・山本地区に残る異人館でレンガ造りの建物としては唯一のもので、色鮮やかなレンガの色調、石積みの玄関ポーチなど重厚な雰囲気を持っている。
風見鶏の館の前の広場には黒川晃彦氏のサキソホン、コルネットを持つおじさん、 フルートを吹く女の子のオブジェがある。
東京四ッ谷駅前にあるエフプラザ(主婦会館)にもフルートを吹く少女の像があります。
麹町ウぉーカー92号
うろこの館
明治38年(1905年)頃、神戸旧居留地に外国人向けの高級借家として建設され、大正11年に北野町に移建された西洋館。
後にドイツ人R.ハリヤー氏の住居となる。そのため旧ハリアー住宅というのが国登録有形文化財としての正式名称である。
館内はうろこ美術館で、時代の経た家具・調度品とともにマイセンをはじめとする陶磁器、エミール・ガレやティファニーなどのガラス工芸品が展示されている。
萌黄の館明治36年
国指定重要文化財

明治36年(1903年)アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅として建築される。木造2階建て、下見板張りの異人館で、2つの異なった形のベイ・ウインドー(張り出し窓)を始め、アラベスク風模様が施された階段、重厚なマントルピースなど、贅沢な意匠が随所に見られるという。昭和19年(1944年)に小林秀雄氏(元神戸電鉄社長)の住宅となる。
北野天満宮
治承4年(西暦1180年)の6月、平清盛公が、京都から神戸に都を移し、「福原の都」をつくるに当たって禁裡守護、鬼門鎮護の神として、京都北野天満宮勧請して祀られた古い歴史をもつ。
水かけ祈願
叶い鯉 
北野天満宮の境内に向かう階段を登るとそこに「叶い鯉」がある。 鯉に水をかけると願いが叶うとか・・特に恋に・・御利益が?
北野天満宮からの神戸の市街地
展望のいい場所にある。
北野天満宮から風見鶏の館を望む
神戸に出張して北野の近くのホテルに宿泊し、仕事に出る前の朝早く出て北野の町を楽しんで来ました。朝早くの北野の町は人通りも少なく、また異人館も開いておらず静かな町並みが楽しめました。異人館の風情も素晴らしいが北野天満宮からの神戸の町並みも素晴らしいものでした。
この日は節分で本場の恵方巻(えほうまき)をお土産に買って帰り家族で太巻きを楽しみました。何故か2003年から毎年節分は神戸出張で恵方まきが関東で知られるようになる前に我が家では楽しんでおりました。
2004年2月3日  撮影 CANON G7

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