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Good Journey(よい旅を!)
猊鼻渓
(げいびけい)

日本百景 猊鼻渓(げいびけい)は、岩手県一関市の東部にある砂鉄川沿いの東北の耶馬渓と謳われる渓谷。
1923年10月8日、岩手県で最初に、国の名勝に指定される。全長2kmで、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が連続、至る所に奇岩や流れ落ちる滝が点在し、鍾乳洞も見られる。名称の由来は峡谷出口近くに位置する、侵食された鍾乳石が獅子の鼻に似ていることから名付けられた。猊は獅子のことである。
船頭の謡う「猊鼻追分」を堪能しながらの舟下りを楽しめ、観光地として人気がある。紅葉の名所。四季を通じて舟下りが楽しめる日本百景の一つ。
近くに厳美渓(げんびけい)という、磐井川に沿った国の名勝及び天然記念物に指定されている景勝地がある。
猊鼻渓(げいびけい)の舟下り(前半は舟で川を登る)
川面には沢の小魚がおりエサを与える飛び跳ねとても楽しい。
25分ほどで、終点の三好ヶ丘に着く。
三好ヶ丘は、断崖迫る猊鼻渓の中で、岸に上がれる場所。
ここで上陸が出来、最大の見所である大猊鼻岩まで散策することが出来ます。
帰りの舟の時間に遅れないようにする必要がある。
乗船料1500円(H20年)
三好ヶ丘から奥の大猊鼻岩にむかう。
大猊鼻岩
約125m程の高さがある巨岩。
この岩の右側にある石の中断にある岩棚にこのまえの東屋で販売している小さな焼き物を投げ入れると願いが叶うという。
下りの船の舟の上からの絶壁
仲間由紀恵とオダギリジョー主演の映画「忍 SINOBI」の撮影場所である。
舟下りは通年営業で12月から3月頃まではコタツ舟になる。乗船料は1500円。往復1時間30分ほどである。子犬や猫もペット料金100円で乗船できる。
舟下りとはいっても、下流から上流に登り、途中で降りてその先まで歩き景観を楽しんでから再度船に乗り下ってくる。途中の船の時間に遅れないようにする必要がある。

アクセス
電車:JR一ノ関駅乗り換えJR大船渡線・猊鼻渓駅下車徒歩5分
車:東北自動車道一関ICより東方面県道19号一関〜大東線30分
東北自動車道水沢ICより国道343号線途中県道にて約40分

日本百景は、1927年(昭和2年)に、大阪毎日新聞社、東京日日新聞社主催、鉄道省後援で日本新八景(日本八景とも)が選定された際に、八選に漏れた場所から同時に日本二十五勝とともに選ばれた日本を代表する100の景勝地。
日本八景は各分野ごとに8景が選ばれそれぞれの有名な文人等が訪れ紀行文を新聞に紹介した。
海岸:室戸岬(高知県) - 田山花袋 、湖沼:十和田湖(青森県・秋田県) - 泉鏡花、山岳:温泉岳(雲仙岳)(長崎県) - 菊池幽芳 、河川:木曽川(愛知県) - 北原白秋 、渓谷:上高地(長野県) - 吉田絃二郎 、瀑布:華厳滝(栃木県) - 幸田露伴 、温泉:別府温泉(大分県) - 高浜虚子 、平原:狩勝峠(北海道) - 河東碧梧桐)
2005年8月29日  撮影 CANON IXY500

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