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Good Journey(よい旅を!)

青森県立三沢航空科学館
三沢大空ひろばの航空機展示

青森県立三沢航空科学館の前に広がる航空公園。三沢飛行場の雄大な光景をバックに、戦闘機が展示された体験搭乗もできる楽しい場所です。 広場の施設が全て飛行機に関係するデザインになっています。
1931年、ミス・ビードル号は三沢市淋代海岸から、米国ワシントン州ウェナッチ市まで世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功した場所であり、科学館の前にはミズ・ビードル号のモニュメントが立っています。  MAP
展示航空機 案内板にある諸元と説明
F-16
全幅 10.00m
全長 14.50m
全 5.00m
全備重量 14900kg
乗員 1名
エンジン F100-PW-200(推進24000ポンド)
最高速度 マッハ1.8
上昇限度 16700m
航続距離 2300km
装備 M-61A1 20mmバルカン砲1
各種空対空ミサイル及び空対地ミサイル及び爆弾


F-16は、現代を代表するマルチロールファイターです。1974年の原型機初飛行以来約4,000機以上が生産され、戦闘機として優れた能力を有した航空機でもあります。展示されているF-16AはF-16の最も古いタイプA型で、現在三沢基地で使用している機体はF-16CJプラスという最新型です。この展示機は、米空軍より借受したものです。
F-104
全幅 6.68m
全長 17.75m
全 4.12m
全備重量 11930kg
乗員 1名
エンジン J79-IHI-11A(7167s)*1
最高速度 マッハ2
上昇限度 18000m
航続距離 2920km
装備 M-61A1 20mmバルカン砲×1
AIM-9空対空ミサイル×2〜4

F-104は、昭和38年(1963年)から航空自衛隊で使用された戦闘機で210機が生産され、全国7つの航空隊で使用されましたが昭和61年(1986年)に現役を引退しました。
昭和41年11月3日には、入間基地での航空ページェントで東京〜大阪間(直線距離395km)を10分21秒で飛行した記録が残っています。
この展示機は航空自衛隊より借り受けたものです。
最初の超音速戦闘機として長く第一線で活躍した軽量小型戦闘機で1958年にデビューし、当時高度27.8km、速度2259km/hという世界記録を作りました。
T-2(ブルーインパルス仕様)
全幅 7.88m
全長 17.85m
全 4.39m
全備重量 9800kg
乗員 2名
エンジン TF40-IHI-801A(3200s)*2
最高速度 マッハ1.6
上昇限度 15000m
航続距離 2500km
装備 M-61A-1 20mmバルカン砲×1
AIM-9空対空ミサイル×2〜4


このT-2は航空自衛隊の戦闘機パイロットを養成する最終段階で使用する超音速の高等練習機ですが、その優れた性能から二代目ルーインパルス使用機としてし昭和57年(1982年)から平成7年(1995年)まで、全国で華麗な展示飛行を行ないました。
この展示機は航空自衛隊より借受けたものです。
F-1
全幅 7.88m
全長 17.85m
全 4.39m
全備重量 13500kg
乗員 2名
エンジン TF40-IHI-801A(3200s)*2
最高速度 マッハ1.6
上昇限度 15000m
航続距離 2500km
装備 M-61A-1 20mmバルカン砲×1
AIM-9空対空ミサイル×2〜4

ASM-1空体艦ミサイル×2
その他爆弾等

初の国産戦闘機であるF-は、T-2高等練習機を発展させた支援戦闘機で、生産ライン上のT-の6、7号機が原型FS-T2改へと改造され昭和50年(1978年)初飛行、F-1量産型は昭和52年(1977年)から77機が生産されました。
昭和53年 (1978年)から三沢基地の第三飛行隊を皮切りに3個飛行隊に配備されましたが現在は交代が進んでいます。
この展示機は航空自衛隊より借受けたものです。
P-3
全幅 30.37m
全長 35.61m
全 10.27m
全備重量 27890kg
乗員 12名+
エンジン T56A-14(4910shp)×4
最高速度 760km/h


P-3は、ロッキード社L-188エレクトラ4発ターボプロ旅客機をベースとして開発された大型対潜哨戒機です。展示されている飛行機は、P-3オライオンと同型機でありますが、米海軍第7艦隊司令官が移動用に使用していた飛行機で、P-3本来の対潜哨戒機と仕様が異なっています。
この展示機は米海軍より借受けたものです。
T-3
全幅 10.00m
全長 7.94m
全 2.92m
全備重量 1510kg
乗員 2名
エンジン IGSO-480-AIF6340HP*1
最高速度 360km/h
航続距離 960km

T-3は、日本で開発した3番目の練習機で、航空自衛隊のパイロットの卵が最初に訓練を受ける初等練習機です。初代の初等練習機T-34メンターの代替機としてパワーアップされた国産機で、昭和49年(1974年)から50機が使用されましたが現在はよりパワーアップされたターボプロット機T-7に更新中です。
この展示機は航空自衛隊より借受けたものです。
T-33
全幅 11.85m
全長 11.48m
全 3.56m
全備重量 7000kg
乗員 2名
エンジン J33-A-35(2085s)×1
最高速度 820km/h(マッハ0.8)
上昇限度 15000m
航続距離 2000km
装備 12.7mm機関砲×2〜4(搭載可能)

T-33は世界の空軍がプロペラからジェットへの転換期に登場した傑作練習機で1948年以降アメリカだけでも5,600機以上が生産されました。航空自衛隊では昭和30年(1955年)から供与を受けた68機と引き続きライセンス生産された210機で、ジェットパイロットの養成や全国各地の飛行隊の連絡用務飛行など多用途に使用されていましたが、平成11年(1999年)に引退しました。
この展示機は、米空軍より借受したものです。
OH-6
全幅 8.05m(スキッド幅2.06m)
全長 9.30m(胴7.23m)
全 2.73m
ローター直径 8.05m(5枚)
全備重量 1361kg
乗員 1(P)+3名
エンジン 250-C20B(375shp)×1
最高速度 282km/h
OH−6は、陸上自衛隊が軽観測ヘリコプターとして採用し、1969年(昭和44年)からOH−6Jを117機、改良型OH−6Dを193機の合計310機を使用した傑作ヘリコプターです。
卵形を下合理的な胴体設計により徹底した小型、軽量化が計られ、民間モデル「ヒューズ500」もベストセラーとなり、40年経った現在でもボーイングMD500/530系として生産されています。
ここに展示されているヒューズ(マクダネル・ダグラス/ボーイング)OH-6D型は初期のJ型からエンジンの強化(317馬力から420馬力)、メインローターを4枚から5枚に、尾部安定板をV型からT型に変更するなどの改良が施され能力が向上した機体です。

この展示機は陸上自衛隊より借受けたものです。
LR-1
全幅 11.95m
全長 10.13m
全 3.94m
全備重量 4750kg
乗員 2(P)+5名
エンジン TPE331-6A-252M(715shp)×2
最高速度 539km/h

この機体は三菱重工が1963年(昭和38年)に開発した初の国産双発ターボプロップビジネス機MU−2の陸上自衛隊向け連絡偵察機です。
この陸上自衛隊仕様は、社内名称MU-2C、陸上自衛隊名称LR-1と呼ばれ1号機は1967年(昭和42年)7月に納入、以後1984年(昭和59年)までに軽20機が採用されました。
LR−1は、陸上自衛隊の地上作戦やヘリボーン作戦に際しての戦場偵察を任務もあることから実践に即した外観迷彩塗装等凄みのあるスタイルをしています。

この展示機は陸上自衛隊より借受けたものです。

2007年5月26日 午前11時30分撮影
CANON  G7 1000万画素

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