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Good Journey(よい旅を!)

日本三景松島・瑞巌寺

日本三景の一つ松島。松島湾には大小260あまりの島があるといわれ我が国を代表する風景美である。
瑞巌寺(ずいがんじ)は、臨済宗妙心寺派の寺で正式には松島青龍山瑞巌円福禅寺(しょうとうせいりゅうざん ずいがんえんぷくぜんじ)。平安時代の創建で、宗派と寺号は天台宗延福寺、臨済宗建長寺派円福寺、現在の臨済宗妙心寺派瑞巌寺と変遷した、松島湾の奥の杉並木に包まれた歴史のある名刹である。
五大堂
平安時代初期の807年、坂上田村麻呂がこの島に毘沙門堂を建て、828年慈覚大師が瑞巌寺の前身、松島寺を建ててここに五大明王を奉り、五大堂と呼ぶようになったという。
現在の建物は1604年伊達正宗が紀州(和歌山県)の名工鶴衛門家次に命じて建立した。
松島観光船にはたくさんのかもめが寄ってきてえさを求める。
手が届くところにかもめがやってくる。
かもめの表情もよくわかる。
松島湾のシンボル仁王島
松島湾には大小260あまりの島々があるといわれ見事な景観を作っている。
瑞巌寺参道
国宝の瑞巌寺は正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、現在臨済宗妙心寺派である。
瑞巌寺の洞窟群
洞窟群には五輪塔や笠付塔婆など無数の墓標が安置されたり、壁面に彫りつけられています。
瑞巌寺の見事な杉の参道
瑞巌寺 庫裏(国宝)
禅宗寺院の台所。
正面13.78m、奥行き23.64m。
日本三大庫裏(京都妙心寺、妙法院、瑞巌寺)の一つに数えられる。
瑞巌寺
本堂(国宝)
南東に面し、正面39.0m、奥行き25.2m入母屋造・平屋・本瓦葺。慶長14年(1609)完成

現存する本堂・御成玄関、庫裡・回廊は国宝に、御成門・中門・太鼓塀は国の重要文化財に指定されている。
日本三景
江戸時代前期に、儒学者・林春斎が、その著書『日本国事跡考』の中で「丹後天橋立、陸奥松島、安芸厳島、三処を奇観と為す」と書き記した。これを端緒に日本三景という括りが始まったとされる。

*新日本三景
1915年(大正4年)、日本三景にならって実業之日本社主催による新日本三景の選定が行われた。全国投票の結果、以下の3つが選ばれた。
  • 大沼(ポロトー) … 北海道亀田郡七飯町にある堰止湖。北海道駒ヶ岳を借景する。
  • 三保の松原 … 静岡県静岡市清水区にある砂嘴。富士山および伊豆半島を借景する。羽衣伝説がある。
  • 耶馬渓 … 大分県中津市にある渓谷
2005年8月23日  撮影 CANON IXY500

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