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Good Journey(よい旅を!)

中禅寺湖旧イタリア大使館別荘記念公園

いろは坂を登り華厳の滝の上の国道120号線を左折して湖畔を5分ほど走ると立木観音の脇の船着場の駐車場に出る。ここに車を止めて湖畔を10分ほど歩くと旧イタリア大使館別荘記念公園がある。
イタリア大使館別荘はアメリカの建築家、アントニー・レーモンドの設計により、昭和3年に建築された。建物の内・外装はスギの皮で装飾されており、日本のスギと西洋人の感性が作り上げ調和した不思議に調和した素晴らしい建物である。 大使館別荘として長い間使われてたが、平成10年に栃木県がイタリア国から買収し、平成11年からの改修工事を経た後、公園として公開されている。 入館料はないが100円の協力金を支払って入る。
 湖面に向かって一面は前面ガラス張りで窓越しに紅葉の名所寺ケ崎が見える。まことに風景のいい中善寺湖畔の最高のロケーションにある。
お茶をいただきながらガラス越しの湖畔を楽しむことができる。中禅寺湖を訪ねたら是非訪ねて欲しい場所である。又立木観音も愛染桂が撮影された場所であり素晴らしいお寺である。 MAP
立木観音前の県営駐車場から男体山を望む。
この男体山二荒山神社から登るのであるが約4時間ただひたすら垂直に登る大変な山である。
(この写真は2006年10月23日撮影)
男体山登山
イタリア大使館別荘本邸玄関
大使館本邸を右斜め前から撮影
イタリア大使館別荘本館を正面の船着場から望むと、この杉木でできたデザインの素晴らしさがひときは引き立つ。
大使のデスクと暖炉、イスは昔使われていたままである。
ダイニングテーブル
天井は杉の皮を組み合わせて幾何学模様のデザインをなしている。
大使館別荘の前の湖畔正面に船着場があり、晴れた日であれば正面に男体山が望める。
このイタリア大使館公園を訪れたのは2005年の秋、中禅寺湖畔一周ハイキングの途中である。一周約23キロある湖畔を立木観音から歩き始めて約10分でここに着いた。杉木のデザインの素晴らしさにこれから長いハイキングのことをしばし忘れてここを楽しんだ。
そして翌年(2006年)、会社の仲間たちを連れたきたときには紅葉も見事で快晴の空に男体山が映えていた。
2005年10月21日  撮影 CANON IXY500

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