北横岳(9)
(雨池山、雨池峠から縞枯山荘、ロープウエイ駅)
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13時35分 鞍部から30分ほどで立ち枯れの雨池山に出る。 (縞枯れ現象の帯の一部) |
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13時41分 雨池山から坪庭と眼下の八丁平を望む |
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13時44分 雨池山から下り。 |
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13時54分 雨池峠 右に折れるとロープウエイ駅 左に折れると雨池。 標柱の脇を抜けて正面の山に登ると縞枯山 |
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13時57分 縞枯山荘、ロープウエイ山頂駅方向へ平坦な道を歩く |
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14時00分 縞枯山荘 |
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14時00分 雨池山の縞枯れ現象 この縞枯れの帯が山頂部に向かって上昇していくのだという。 下部説明参照 |
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14時16分 ロープウエイ山頂駅 |
縞枯れ現象 縞枯れの帯が山頂部に向かって上昇していく不思議な自然現象である。北八ヶ岳ではその名前のついた縞枯山のほか横岳茶臼山でも見られ、そのほかの山域では八甲田山、志賀高原、奥日光などの山域でも見られるという。そのメカニズムは斜面の下で樹木が枯れると、その上部に日光が入るようになり、風も吹き込むため、土壌が乾燥し、樹木が枯れ始める。そしてその影響は上部の樹林にも波及しその帯が上昇していく。これに対して先に枯れた樹木の下部においては幼木が育ち次第に緑を取り戻すのだという。縞枯山山では1年に1.7m上昇するのだという。(小泉武栄著 山の自然岳より) |