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        ========麹町ウぉーカー(麹町遊歩人)新年ご挨拶号============

あけましておめでとうございます。

本年も相変わらず、本メールマガジンをご愛読いただけますようお願い申し上げます。

厳寒の地、麹町ウぉーカー北海道編集室よりご挨拶申し上げます。

昨年は「溜池」から始まり「東郷公園」まで、麹町遊歩人(H氏)は麹町界隈を丁寧に取材してくれました。そんなに広い麹町ではありませんが、歴史というか文化というか、何か非常に重みのある街だと、いつもH氏のレポートから感じてしまいます。

年末に、H氏からこんなレポートが寄せられました。

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正月も近づいた昨年末12月24日に麹町でハヤブサが発見されて話題になった。報道によると「麹町のビルの間の街路樹の枝に止まっていた体長約40センチのハヤブサが近くの人に発見され麹町署員により保護された。警察で持ち主を探したところ、保護現場から約3キロ離れた浜離宮庭園(中央区)でこの日行われていた「鷹(たか)狩り」のリハーサル会場から逃げ出したものとわかり、 24日昼、飼い主の鷹匠(たかじょう)に返された。発見場所は報道では麹町としか発表されていないが、テレビによれば麹町5丁目のハナマサとオリエントコーポレーションの本社ビルの間の千代田稲荷やミレニアムガーデンのせせらぎのある植え込みが映っているところからこの当りらしい。

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鷹狩とハナマサで売っている茄子。これで元旦に、麹町から富士山を眺める事ができたら、初夢にぴったりの「一富士二鷹三茄子」とおめでたい組み合わせになりますね。

(ちょっと無理にくっつけた感があるかもしれません)

この意味は、「富士」は日本一の山、「鷹」は威厳のある百鳥の王、「茄子」は“生す” “成す”で物事の生成発展するさまを言い表しているそうです。

この後に「四扇五煙草六座頭」と続くのですが、「扇」は涼をとるだけではなく、祭礼や舞踊の小道具となります。「煙草」は酒とともに、祭りや祝い事など、人々が集う席には欠かせないものでした。座の雰囲気を盛り上げたり、和ませたりするからです。「座頭」は琵琶法師の座に所属する剃髪(ていはつ)した盲人の称です。

後半の四〜六には、「祝い」というキーワードが共通していると言われています。

今晩見る夢が初夢です。読者の皆様が良い夢を見られますよう願っております。

 

これからも、不定期ではありますが、時には麹町を離れたレポートを含めて配信していきますので、ご期待ください。

平成十九年元旦
平成19年1月1 日配信


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