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========麹町ウぉーカー(麹町遊歩人)No.115==========

『北海道日本ハムファイターズ パ・リーグレギュラーシーズン一位!!』遂に実現しました。(リーグ一位なんて・・・優勝でいいと思うのですが・・・)優勝するかどうかは、「西武」と「ソフトバンク」のプレーオフの結果を待つことになります。でも札幌ドームでリーグ優勝応援ができること、もしかすると日本シリーズも・・・・・10月11日の札幌ドームでの観戦チケットは、全席指定で一人2枚まで販売されるそうですが、手に入らないだろうなあ!?希望と期待に膨らむ北海道より麹町ウぉーカー(麹町遊歩人)115号をお届けします。

さて、読書の秋到来です。ウィキペディアフリー百科事典からの抜粋です。      
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社団法人の全国学校図書館協議会は朝日新聞と共同で、1968年より毎年1回、「5月中に読んだ本の冊数」という調査を行っている。                  
高校生の調査結果を見ると、1970年代の平均4.5冊から1980年代に上昇し、平均7.4冊(1984年と1988年)まで達した。1990年代には低下傾向となったが、2000年代に入って急上昇し、波はあるものの2003年には平均8冊、2004年にも7.7冊という高水準を記録した。                                小学校・中学校の児童・生徒の調査結果は長らく平均1〜3冊の水準(小学生で1.5冊未満、中学生で2冊前後)だったが、2000年代になると高校生と同じく急上昇し、2004年調査では小学生で1.8冊、中学生で3.3冊という調査開始以来の高水準に達した。逆に「5月中、全く本を読まなかった」いわゆる無読率は高年齢層ほど高く、1980年代後半から1990年代にかけては、高校生の約60%、中学生の約50%、小学生の約15%であった。しかし2004年調査での無読率は高校生42.6%、中学生18.8%、小学生7%と減少している。                                
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思ったより本読まれているんですね。今やインターネットで過去の作品を読むことができるようになりました。「青空文庫」というHPから作品をダウンロードできます。

http://www.aozora.gr.jp/

夏目漱石や有島武郎など、文豪といわれる作家の作品が目白押しです。私も試しに何作か読んでみようとダウンロードしましたが、勝手が違うせいか、本を読んだという気持ちになりません。やはり、装丁された本を本屋さんで買って読む。買ったばかり本の匂いは独特のものがあっていいですよね。

さて、H氏は、本をよく読むようになったという子供たちが大勢いる「麹町中学校」をテーマに、レポートしてくれました。

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麹町中学校 (〒102-0093 東京都千代田区平河町2-5-1)麹町中学校

麹町大通りから永田町方面に延びるプリンス通りには文芸春秋社、ホテルルポール麹町、全国都市会館、都市センタービルがあり、赤坂プリンスホテルの前には千代田区立麹町中学校がある。


近くには皇居、最高裁判所、国会議事堂や自民党本部、民主党等の政党本部がありまさに日本の中心、政治の中心地にある中学校である。

平河町にあるお気に入りの山梨ワイン「ルミエール」の東京店にワインを買いに行った帰りに、セメント張りの校庭で運動会が行なわれている場面に遭遇してビックリしたことがある。

セメント張の校庭にはイチョウの並木があり、千代田区立麹町中学校と書かれた校舎の前にはソテツが生えている。

校門の脇には「ISO 14001認証取得」というプレートが掲げられており、環境に配慮した取り組みを行なっている学校ということらしい。

かっては1000名以上の生徒がいたこともあったというが、現在では300名ほどに減ってしまったそうである。

麹町通学校は戦後新制中学校制度ができた昭和22年(1947年)に設立されている。

麹町中学校は最初、自民党本部の向かいにあった旧平河小学校(現在は雙葉幼稚園になっている)の校舎を使っていたが、現在のプリンスホテルやニューオオタニ、日本テレビの場所などいろんな候補地の中からこの場所が選定されたという。

麹町中学校のソテツ麹町中学校の敷地は旧安田財閥の創始者である安田善次郎(やすだ・ぜんじろう)氏の屋敷があった場所である。千代田区が敷地を譲りうけるにあたり安田家から「庭のソテツを枯らさずに大切にすること」という条件が付けられたのだという。

現在の蘇鉄の場所は安田家が在った場所とは異なるとのことであるが現在でも麹町中学校のシンボルとして生徒たちを見守っている。

校舎は所々にツタのからまる古い校舎で秋には校庭の銀杏木並木が黄金色に染まる。

 

ところで安田善次郎氏は江戸後期天保9年(1838年)10月、越中富山に生まれた。安田は20歳で江戸へ出て問屋へ奉公した。その六年後、奉公中の貯蓄二十五両を元手に、江戸日本橋人形町に海産物商を兼ねた両替商「安田屋」を開いた。これが後に安田銀行(後の富士銀行:現みずほコーポレートグループ)で安田財閥の基になる。

安田翁は大正10年9月28日大磯の別邸で32歳の朝日平吾に刺殺された。東京大学の安田講堂や、日比谷公会堂は安田善次郎の寄贈によるものである。

 

麹町中学校の校歌は作詞 佐々木信綱 、作曲 信時潔(のぶとき きよし)で、なかなか格調のある歌詞である。

1.

千代田の宮居の 緑に映えて

議事堂しるく 立てる所

青雲はるかに 富士の嶺仰ぎ

我等は学ぶ 麹町中学校

2.

人の世豊かに 正しく生きむ

あかるき希望 自主の精神(こころ)

理想をかゝげて 日毎に努め

光をそへむ 麹町中学校

3.

かざすは白菊 香りは清ら 

平和の日本 つくる我等

互ひに睦びて 心身鍛へ

誉れを挙げむ 麹町中学校

麹町中学校の校歌を作詞した佐々木信綱は明治5年(1872年)、三重県鈴鹿市生まれの歌人であり万葉集事典を編纂した万葉学者で、第1回文化勲章受章者である。

「うのはなの にようかきねに  ほととぎす 早(はや)も来なきて しのびね もらす夏は来ぬ」という「夏はきぬ」は明治29年(1896年)佐々木信綱25歳の時、新編教育唱歌集に発表された作品である。

 

さらに作曲をした信時潔(のぶとききよし)は我が国西洋音楽、合唱音楽のパイオニアの一人である。「海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね) 山行かば 草生(くさむ)す屍・・」という戦時歌謡(国民唱歌)『海ゆかば』や唱歌では「運転手は君だ 車掌は僕だ・・」という「電車ごっこ」も氏の作曲である。さらに全国の多くの校歌を作曲している。約1000校にも及ぶといわれている。もしかして皆さんの母校の校歌も信時潔の作曲かもしれない。因みに毎年NHKBSで中継が行なわれる花火競技大会で有名な秋田県中央部にある妻の母校の校歌も信時潔の作曲であった。

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麹町中学校の校歌のメロディは、次のサイトで聴くことができますよ。HPの上にある「校歌」をクリックしてみてください。

http://www.kojimachi-j.ed.jp/kihon.html

 

さて、またまた北海道の話題です。

『全国で最も魅力ある市は札幌市。東京のコンサルティング会社「ブランド総合研究所」が全国2万4536人を対象にインターネット上で国内全779市のイメージ調査をしたところ、札幌市がトップに選ばれた。また、3位に函館市、6位富良野市、7位小樽市とトップ10に道内4市がランクイン。北海道の人気が浮き彫りとなった。

8月に行われた調査は、市の認知度、魅力度、イメージなど103項目に上る。このうち札幌市を「魅力的」と答えたのは86・6%に上ったのに対して、「魅力的でない」は1・6%に過ぎず、神戸市(2位)、横浜市(函館市と同率の3位)、京都市(5位)などを抑えて堂々の1位に。観光したい都市も札幌市が1位になったほか、2位に函館市、3位に富良野市が入った。このほか、「食品の購入経験」(その土地の名産品を購入した経験)は1位札幌市、2位函館市、「親しみがある」は小樽市が1位、「環境にやさしい」「豊かさを感じる」で富良野市がいずれも1位と、道内都市に対するイメージは軒並み良かった。ブランド総合研究所では「観光地としての魅力の高さが評価されたのではないか。まちづくりの参考にしてほしい」としている。』【9月12日毎日新聞】

他にも、「ニセコの地価上昇率が全国トップに!」等、マスコミを賑わせている北海道です。こんな記事を目にして、ちょっと鼻高々となっている、北海道在住の編集担当であります。

 

H氏のHPでは、日本百名山登攀などマニアックな登山レポートが掲載されています。

http://homer.pro.tok2.com/

 

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http://www.mag2.com/m/0000073086.htm

(大)

平成18年9月27 日配信


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