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会津見て歩記Photo版
「会津高田町伊佐須美神社」

 伊佐須見神社は1400年の歴史を持つ会津の総鎮守でありその境内は手つかずの古木が生い茂り、外の世界とはまったく異なる荘厳な鎮守の森に囲まれている。私達は夕涼みのためにここを訪れた。そこはうす暗がりの中に石の灯篭の明かりが灯り外の世界とはまったく異なる不思議な世界があった。本殿の前には「会津五桜」のひとつ「薄墨桜」がある。
伊佐須見神社の前にはアヤメ園があり10万株のアヤメが植えられており6月中旬から7月の初めにかけてアヤメ祭りがある。高田梅は日本一大きい梅とも言われ大粒の梅である。果肉が厚く漬けられた梅がいつまでもカリカリと美味しい。従って値段もそれなりする.
(会津見て歩記から)
関東でも知られる伊佐須美神社は酒に関する会社からの寄進が多く、本殿の脇に多くの神酒が振舞われている。しかし、せっかく歴史と信心を集める神社にもかかわらず、本殿の前を寄進されたお酒を振舞うひさしが伸ばされ本殿の美しさ厳かさを著しく殺いでいる。本殿の正面から本殿全体の写真を取れない神社は悲しい限りである。本殿の右脇には「天海僧正手植桧」、「縁結びの紅葉」、「飛龍の藤」がある。

本殿前の参門 これが天下の伊佐須美神社の本殿前。本殿を全体を見ることができない悲しい写真である。
会津五桜のひとつ薄墨桜 天海僧正手植桧
知恵の神様天神様 うっそとした杉の中にある

2003年8月2日撮影


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