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会津見て歩記Photo版
磐梯町
「恵日寺資料館」

磐梯町は会津仏教文化の発祥の地といっていいであろう。
平安時代の初期、磐梯山が噴火した直後に法相宗の僧徳一上人により恵日寺が開かれ数百人の僧と数千人の僧兵を擁する勢力を誇っていた。明治初期の廃仏棄却により荒れてしまったが、現在の恵日寺の奥にある磐梯神社の脇の小道を数分歩くと開祖徳一の墓と伝えられる五重の石塔が残されている。最盛期は東西12キロ、南北8キロの壮大な伽藍をなしていたという。
現在は恵日寺の脇にある「磐梯山恵日寺資料館」に1200年の歴史が紹介されている。この資料館に行くと空のペットボトルやポリタンクを抱えた人達を見かける。資料館に入る人達よりこちらのほうが明らかに多い。何故かというと資料館の中庭に日本100名水の水汲み場があるのである。恵日寺の裏山に100名水のひとつ「龍ヶ沢湧水」がある。(会津見て歩記より)

恵日寺資料館
ここに滝沢湧水の取水口がある

2003年8月2日撮影


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