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東山温泉

東山温泉は1200年以上の歴史を持つ会津の奥座敷として栄えてきた。湯川沿いにホテルや旅館が並んでいる。約1200年前、僧行基が修行で会津を訪れたとき、三本足のカラスが現れ、それに導かれるように湯川の辺に来ると岩の間からお湯が涌き出ていた。それが東山温泉の始まりであるという。
 夏には行基上人の開湯の伝承を持つ老舗の旅館「不動滝」の前に櫓を組み盆踊りが開かれかなりの踊り手があつまる。この祭りは芸者さんたちが櫓の上で歌い、踊る他の夏祭りでは絶対に経験できない老舗の温泉地ならではの夏祭りである。この祭りの中心には不動滝の専務さんが活躍しています。

編集後記
写真を撮っていたら突然、不動滝の専務さんに「何をしているの。」声をかけられた。
夏祭りが雨で大変であったとのこと。
不動滝のHPにアクセスすると最初に顔を出しておられる笑顔の素敵な男性が専務の佐藤さんです。
会津に住んでいた東山スキースポーツ少年団でお世話になりました。
スキーのシーズンになると練習や試合でスキー場で毎週土日は顔をあわせてそしてことあるごとに飲んでいました。
当然、不動滝さんには迷惑をかけました。
というより何か飲み会があると不動滝の温泉に入ってから飲むのが当然と思っていました(スミマセン)。
子供達も同じだったと思います。
子供達を育てるとともに、自らレーサーとしてスキーのレースに参加している旅館の経営者でありスポーツマンです。
夏は鮎釣りをしてお客さんにも提供しているとのこと。素敵な遊び人です。
湯野上温泉の無料の露天風呂があるという情報を教えていただきました。
足湯は以前松本屋さんの前にあったが、観光客がごみで散らすので少し下に移動したとのこと。
この足湯の脇から不動滝の写真を撮った。新館と本館が一部しか写っていません。
会津にいかれたらぜひ東山温泉不動滝をおたずねいただき「専務さん!」と声をかけてください。

2002年8月14日撮影

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