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小針新宿の庚申塔

所在地 伊奈町小針新宿字上宿
紀年 明和6年 西暦 1769年
塔身記載 右面 右 しょうぶ道
    武州足立郡小針新宿村中
    左 こうのす道
正面 青面金剛像
左面 明和六己年九月十三日
    出羽国秋田雄勝郡湯沢
    大町稲名山浄土寺弟子全心
    岩槻市宿町 石工 利兵衛
備 考 伊奈町の六道交差点から郷土資料館を抜けて桶川市の明星院の手前にある県民活動センター方面へ向かう信号機のT字路の角の生垣の中にある。
左面は壁で覗くことができないため、カメラのフラッシュをたきながら数枚撮り、写真をつなげると「塔身記載左面」のような記載がはっきり読める。江戸時代の中期に秋田県南部にある湯沢出身の「全心」という僧が建てたのこと。さらにこれを作ったのが岩槻の「利兵衛」という石工であるというのが彫ってあるのは江戸時代の物としては珍しい。
八幡谷庚申塔
秋田雄勝郡と読める(全部つなげると湯沢出身の僧侶の名前が出てくる) 右しょうぶ 左 こうのす


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