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赤水大龍権現社(綿津見社)

枕崎市と栗野地区の境にある赤水海岸の岩の洞穴の中にある赤水大龍権現(綿津見社)
ここは奈良時代の天平勝宝5年(西暦753年)鑑真律師が航海をの途中硫黄島まで来た時に大しけにあい船が壊れて龍神に大事な舎利(お釈迦様のお骨)を奪われた。そこで鑑真と弟子たちは海に飛び込み龍城金門まで行き、律師が龍神を説得して無事持ち帰った。
後にこの岩穴に小さな社を建てて大龍権現を崇めるようになったと「大龍権現由来記」に記載されているという。
大龍権現社の鳥居
この大きな阿多カルデラの火砕流の溶結凝灰岩の穴の中に鎮座している。
右後方に穴が開き荘厳な雰囲気のある小さな社
権現社の上の林は城跡とも伝えられる。
11万年前の錦江湾にあった阿多カルデラの噴火により流れ出した溶岩と灰が混ざった溶結凝灰岩の巨岩。
竜が登ったとの言い伝えがある。
ここの石は持ち帰ることが災いがあると伝えられる。

2021年(令和3年)7月
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