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旧栗野鉱山精錬所跡

戦前この栗野地区で金の採掘精錬をしていた栗野金鉱山の精錬所跡。金の含有量が少なく数年で閉鎖されたという。ここは赤水近くの山の中でケーブルで運ばれてきた鉱石を4段に分かれるこの施設で精錬していたという。最盛期は500人以上の坑夫がおりこの施設の下には鉱泉の施設もあったという。
ここはその最上部で現在では山の中に埋もれており見ての通り廃墟である。
しかし、戦前この地に金の精錬所があったというのまぎれもない事実を目にして驚くばかりであった。
ちいさな小山の登るとそこにセメントの廃墟が見えてくる。
木の枝を頼りの登るとご覧の通りのセメントの施設があり鉱石を投入した穴がいくつも空いている。
施設の上からは枕崎のごみ焼却場と火の神が見える。
しかし施設はすべて深い森のなかである。
精錬施設の最上部
 70年以上たつとセメントの建物もこのようになる。
 施設の内部
 施設の内部
産業遺跡である。

2021年(令和3年)7月
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