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鑑真上陸と007撮影の地秋目

秋目は鑑真和尚が我が国に渡来した場所であり、「007は二度死ぬ」の撮影地でもある。中段の写真は鑑真記念館。007は二度死ぬの碑は記念館のすぐ下の道路わきにある。丹波哲郎とション・コネリーのサインが刻まれている。
2005年2月17日に上野の国立美術館で鑑真和上展を見たとき、鑑真和上坐像とその脇にその像を納めている厨子絵「瑞光」が在りました。これは教科書の写真などで鑑真和上の像を見るときにその後ろにある群青色と緑の絵ですが、その絵はなんと、鑑真和上が、753年12月20日やっとたどり着いた秋目浦の様子が描かれていました。その絵はまさにこの一番上の写真の構図でした。(2021年8月7日写真を追加加筆しました。)
秋目浦(中央の丸い小島の奥に今岳山が見えている)
入り江の小山は地元では「オベンサ(大弁才天)」手前の小さな「コベンサ」と呼ぶ。山頂に菅原道真公が祭られているという
鑑真記念館 鑑真記念館
「Jian Zhen Memorial Museum」
鑑真の偉大な功績と事業、その生涯をパネルやジオラマで展示しているが内部は撮影できない。
 鑑真の像
Jian Zhen
右奥に宮内平蔵の碑
左奥に八田友紀の歌碑
鑑真大和上の背後にある説明版。
 鑑真記念館の前に建つ「鑑真大和上湊滄海遥来之地」の碑
鑑真記念館の海側のロビー
 ロビーの展示物
映画「天平の甍」写真が展示されている。
 奈良の唐招提寺から寄贈された国宝の写真等
 玄関側のロビー
ここには書籍や我が国最古の医学全集「医心方」を翻訳した槇佐知子氏から寄贈された薬種のサンプルが展示されている。
 これが槇佐知子先生が寄贈した薬種のサンプル

この上のサンプルの左端が鑑真が日本に持ってきたという「かりろく」の皮。
鑑真は高僧であるとともに名医でもあった。
右の本は槇先生の著書「医心方の世界」。坊津のことがたくさん掲載されている。
 古代の秘薬「訶梨勒」はお守りとなりこのように編まれる。
 浦つたひ かれてもあかぬ 見る目をば あきとたれか  よみたがへけむ
薩摩藩幕末の歌人八田友紀の歌

耳取峠にも歌碑があります。
 鑑真記念館前にある八田友紀の説明版
007は二度死ぬの碑(ションコネリートと2006年に亡くなった丹波哲郎のサインがある) 1967年公開の007シリーズ映画第5作目の「007は二度死ぬ:You Only Live Twice」は1966年(昭和41年)8月ションコネリー(ジェームス・ボンド)、丹波哲郎(タイガー)、浜美枝(キャシー鈴木)などが秋目でロケをおこないました。
ションコネリーと丹波哲郎のサインがあります。
 キッシーとジェームスボンドの住んだ家
初めて日の丸を掲げたのは宮内平蔵だった。
宮内平蔵の碑
「宮内平蔵は〇〇に優れ沈着にして勇気に豊み航海技術はすぐれた船頭で安政二年薩軍の軍艦昇平丸が日の丸を掲げて江戸湊に〇〇するにあたり二十四才の若さをも以って観司にえらばれこの大任を果たしたその功によってあかのま漁場を賜った。
〇は写真から読めない
*親司とは、脇船頭や船長と共に船の3役で、船の総指揮官である
宮内平蔵が親司を務めた 昇平丸の図
 宮内家
 伊能忠敬は1810年日本地図制作時にこの家に逗留している。
漢方坂本家跡
 漢方医坂本家跡
 寺子屋跡
 秋目小学校跡
 秋目の大アコウの木
樹齢1000年とも
 秋目のアコウの木
 アコウの木
 秋目で美味しい食事を提供してくれるがんじん荘。
ボンドコーヒーもあります。
宿泊もできます。

ここには007に関するいろんなグッズ展示されています。

向かいの国指定の天然記念物ソテツの自生地の北限

ここは昔、サクラランの自生地だったが今は全くなくなったという。

2006年(平成18年)8月14日 午前11時15分撮影 撮影地

2017年10月7日開催された「007秋目サミット」の様子

 公開50周年記念イベント007秋目サミットのポスター


撮影場所の枇榔島はこちらから
007は2度死ぬの碑
映画の中で東京の街中を駆け抜けた トヨタ2000GT
 ジャイロコプター。映画の中でジェームズ・ボンドが乗るジャイロコプター”リトルネリー”がスペクターの武装ヘリに襲われますが搭載された数々の武器を駆使して撃破する。


夫婦で登る日本百名山 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町 Good Journey(よい旅を!)