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坊津アルプス縦走

坊津町を久志地区と泊地区に分断する丸木崎から車岳、尊牛山の山並みはまさに坊津アルプスともいうべき山並み。地形図を見て坊津町の唯一の2等三角点のある草野岳から尊牛、車岳へ縦走できると判断し、縦走し坊津一の展望台丸木崎展望台へ下山した。
しかし、このルートは車の回収に4q歩くことになります。
現在このルートはYAMAPに公開して皆さんがのぼっておられます。
坊津アルプスで検索してみてください。
現在では急斜面には友人達や鹿児島勤労者山岳会のクライミングメンバーが耐用年数を経過したクライミングロープを提供してくれて各所に本格的なロープが張られています。
さらにゴールの丸木崎展望所の登山口には坊津山岳楽友会が提供してくれたアルミの梯子も設置されています。
坊津アルプス「草野岳・尊牛山・車岳・丸木崎展望台縦走」 / homerさんの番屋山(南さつま市)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

坊津の山についてはこちら。
茅野集落から登山口に畑のなかを登る
 これが448.8mの草野岳までの一般的なルート。
登山口には車の駐車スペースはなかったが現在では地権者の好意で止めることができます。
7時40分
この地図の左にある林道を登り終点から藪こぎで急斜面の登ると炭焼き窯跡の少し上に出た。
本来の登山口はこの左に少し行った場所におある。
7時55分
林道の終点から山頂に向けてコンパスに方向を記憶させる。
この後とても急な藪を漕いで登ることになる。
8時32分
ここでやっと一般の登山道に合流した。

私の来たルートは一般向きではありません。とても急な場所がたくさんあります。地図がが読めないと無理だと思います。
9時2分
草野岳山頂
2等三角点です。
ここから稜線を西に向かって尾根を縦走する。
東側は展望が開け枕崎の先に開聞岳が見える。
10時2分
このような尾根上のルートをたどり上野から尊牛、車岳への尾根にとりつくとそこから南に下る。

目印らしいものはないため地図を確認することが必要。
このルートはほとんどこのような場所を歩くことになる。
 11時13分
ここが尊牛山であるがごつごつした岩場あるだけで展望はない。
国土地理院の地形図では356.8mの標高点をの尊牛山としているが地元の人の尊牛山は北東にある427mピークである。なぜこのようなことになったか謎である。
明治の久志出身の歌人木島冷明の歌を二首
「尊牛の尾根より尾根にかがよえる月こそわれの幼なおもかげ」、「北に陣東に尊牛南に車ヶ岳のたむろせる郷里(さと)
地元の人にとっては大事な山である。
 11時27分
尊牛から車岳に向かう途中少しだけ久志が見える場所があった。
  12時4分
車岳の手前の岩の尾根。
振り返ると尊牛と草野岳が望める。
東側には草野と開聞岳が見える。
 12時10分
尾根西側に久志が一望できる場所があった。
車岳山頂から北に200mほど(標高差80m)下った場所である。
この光景は坊津の人でもほとんど目にしたことがないであろう。
これを見てもらいたいためここまでのルートを整備している。
私の家の場所も見える。
 12時33分
車岳山頂
標高356.8m山頂から展望はない。
山頂で食事をとりました。
 12時44分
車から下山を開始すると直ぐにこの展望が現れる。
 枕崎と開聞岳が望める。
林道迄急な登山道を下る。
 12時47分
戦前のレーダーサイト跡
監視のための高射砲陣地や指令所、居住区画等後も見られる。

亡くなった母親が娘のころこの陣地を作るために丸木浜の砂や石を背負って上ったと話してくれたことを思い出した。
 13時16分
上野から鈩迫への林道へ降りてくる。
13時23分

林道に降りてきて上の方向に歩いてこの電柱のある場所から丸木崎展望台へ降りていく。
途中、丸木崎トンネルの上を越えて登り返し小ピークに登り返す。
小ピークから先の下りはとても急である。
 小ピークの下に明治時代金を掘った穴がありそこに水晶がある。
 展望台ののり面の上からの展望

この展望を見ていただきたくてこのルートを開いた。
 14時00分
展望台の前の崖に降りてきた。
本来はこの上の崖の上からザイルを付けって懸垂下降で降りる計画だったがトップの地点にはフェンスがあり越えられないため下ってからフェンスの下に出た。
(妹が撮ってくれた写真)
 約6時間歩いてたどり着いた。
本来ルートなら5時間ほど
 14時11分
丸木崎展望台の崖の上から。
普通は見られない場所です。
 車岳登山口の標識を付けた。
 12時10分
丸木崎展望台に到着した。
 14時10分
展望台の先端に到着
 これが清原のバス停からの登山ルート

2020年(令和2年)5月


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