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玉川大学COSMOS FAIR
関東坊津会玉川学園ツアー

2011年11月5日、玉川大学の学園祭COSMOS FAIR2011が開催され、私たちの故郷南さつま市からも本坊輝雄市長以下市役所のスタッフも上京して南さつま市の物産販売を行った。
それに当たり関東坊津会のメンバーも参集し、販売ブースでの買い物を楽しんだ後、学園の職員をしている久志中学校の先輩の案内で学園内を案内していただいた。故郷の偉人小原國芳先生が礎を築いた学園の一部を紹介していただいた。いつもは目にすることがない広大な玉川学園のほんの一部を紹介します。
木々に包まれた玉川学園のキャンパスにはいたるところに黄色い花のツワブキが咲いていました。國芳先生が久志から取り寄せて植えたものとのこと。玉川の自然の一部になっていました。この話を聞いてとてもうれしくなりました。
玉川学園正門 「人生の最も苦しいいやなつらい損な場面を真っ先きに微笑みを以て担当せよ 玉川信條」という玉川学園のモットー。
正門の池の後ろにある「継続学習センター」。 正門を入って継続学習センターの斜め向かいの石垣に彫られている 「一日 不作 一日 不食」。唐の時代の禅僧百丈懐海(ひゃくじょうえかい)の言葉。働かざる食うべからずという意味ではなく、出家者している者にとって労働は一番重要な修業とし、労働しないなら食べることは出来ない、同時に労働することを通して豊かな人間性も育まれていく、という自らを律した自発的な禅宗の言葉である。
松下村塾
松下村塾はご存じ江戸時代末期に長州藩士の吉田松陰が講義した私塾である。本学の有志が原型のんまま模築したものと書かれている。学内には松陰橋もありそのそばに吉田松陰の銅像もあったという。 ここでお茶を頂きました。
威宜園(かんぎえん)
江戸時代の儒学者で、教育者、漢詩人でもあった豊後国日田の人広瀬淡窓(ひろせたんそう)、が開いた塾の名前。その精神にあやかろうと学生有志2年の労作であると書かれている。って
威宜は「皆よろし」という意味。誰でも来ていいという意味である
小原記念館とされている國芳先生が暮らしていた家。そして右が来客用の部屋。
講堂の脇の鐘楼。昔寮があったころはこの鐘で朝、目が覚ましたていたという。 りんどう食堂と同窓会事務所 以前はここに寮があったという。
講堂の玄関に掲げられた國芳先生が好んだといわれる。    「No vision the people perish」(幻なければ民亡ぶ)幻を見られる大きな夢を見られる人間になってほしいという意味。 低学年校舎
松陰橋 松陰橋の上から小田急線の望む。
工学部正面玄関左側には「神なき知育は知恵のある悪魔をつくることなり。」と彫られている。 工学部正面玄関右側には「彗目見真」(えげんけんしん)と彫られている。大無量寿経には続いて「能渡彼岸」(のうどひがん)とあるという。知恵の眼で真実を見る者こそ、よく彼岸に渡ることができるという意味である。
高学年校舎
さまざまな色合いのレンガが組み合わさった高学年校舎の外壁
高学年校舎の中は広い二段のフロアーになっており、上のアトリウムの正面には「アテネの学校」(ラファエロ・サンツィオ作)と呼ばれるバチカン宮殿の署名の間にある作品が架かっている。許可を得て転写し、陶板に焼き付けたものという。中央にアリストテレス、プラトン、ソクラテスなどが描かれている。ポインターを写真の上に置いてください。
高学年校舎の右上のアトリウムぼ写真の反対側の壁にはマタイ伝の一説が書かれている。「Yee are the salt of the earth.
Yee are the light of the world
」(あなたたちは地の塩、世の光である)。生徒一人ひとりが将来、世界の繁栄に寄与し、光のようにこの世を明るく照らす存在となってくれることを期待するとの意味が込められているという。
ポインターを写真の上に置いてください。
高学年校舎の下のフロアー
上の写真の階段には黒いテープで玉川のマークをモチーフにした絵が描かれている。何に見えますか?。 スターレックドーム(国内最大の直径12mのドームにデジタル式のプラネタリウムを備えている)と校舎のすべてが理科教育のための専門施設となっているサイテックセンター。
記念グランドでラクロスの試合がおこなわれていた。正面は記念体育館。ナイターも完備された全面人工芝のグラウンド。 アートセンターは木工・金工・染織・陶芸など美術各分野の設備が整う、高い専門性を有した美術校舎。
教育博物館 「夢」がかかっている。
南さつま市坊津町久志にある國芳先生ご夫妻の墓の裏にも同じ文字が描かれている。しかしこの字は普通の夢の字と異なり「夕」の点が一つ多い。一画おおいことにより他人より多い夢を持つようにという思いを込めているらしい。サービスマークを登録しているという。
教育博物館と中学年校舎

2011年11月5日撮影


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