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鹿児島県坊津町秋目

ここは唐招提寺を作った鑑真和尚が6度目のチャレンジでやっと日本にたどり着いた場所。

日本で撮影された「007は二度死ぬ」はここで撮影された。私が小学校3年生だった。(地図

この隣の町は野間池。薩摩半島最端である。

「007は二度死ぬ」の碑 ション・コネリーのサイン 丹波哲郎のサイン
この入り江が撮影の現場。秋目浦 スペクターの基地であった沖秋目島 ソテツ自生地の北限です。
この正面の大きな木の裏が007と浜美恵の新居だった。 スペクタ-の基地、右側の岩の裏側が丹波哲郎とその部下たちが敵の基地を爆破して出てくる洞窟がある。 ソテツが自生する北限であるという。その他に流れる着いた椰子の木が多く自生している
鑑真和尚の上陸の碑 唐様式の墓が残る 薩摩半島の突端野間岬
唐招提寺を作った鑑真和尚はこの地に上陸して坊津町にあった国分寺に挨拶をして大宰府に向かう。 北緯31度24分15秒、東経130度20分39秒鹿児島の地図を見たらその尖った場所
2005年2月上野国立博物館平成館で開かれた唐招提寺展2005年2月17日会社を午後から休みをいただき、上野の国立博物館平成館で開かれている唐招提寺展「国宝鑑真和上像と盧舎那仏」を見てきました。国宝の盧舎那仏坐像に四天王像(持国天、増長天、広目天、多聞天)に梵天立像、帝釈天立像に鑑真和上坐像等を天平の仏像の素晴らしさを堪能してきました。
その中でも最後のエリアに御影堂にある東山魁夷画伯の障壁画が展示されてあり、その最後に鑑真和上坐像がその脇に鑑真和上坐像を納めている厨子絵「瑞光」が在りました。これは写真などで鑑真和上の像を見るとその後ろにある群青色と緑の絵ですが、その絵はなんと、鑑真和上が、やっとたどり着いた秋目浦の様子が描かれていました。
左側の絵には今岳山(268m)から突き出た立神岬の上に月が描かれている。右側の上には太陽のしたに今にも秋目浦に入ろうとする東シナ海の群青の海を渡ってきた舟が描かれていた。
そして観覧する人々が口々に「坊津町」、「秋目」と言う言葉を口々にしていた。この国立博物館で故郷の名前を人々の口から聞き、涙が出るほど嬉しかった。  (2005年2月19日追加)

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