=========麹町ウぉーカーNO9============
H氏からハーフボトルのワインを貰いました。 わざわざ甲府まで行って購入してくれたとのこと。 普通に飲むわけに行かないなと、 誰もいない近郊の低山へ出かけて、富士山を肴に飲むことに。 「ワインと富士山」至福の一時を味わうことができました。 そして貰ったワインが「プチルミエール」 ちょっと前ですが、9月23日富士山初冠雪の翌早朝のことです。 今回は、山梨ワイン党のH氏が、ボジョレ・ヌーボー解禁を目前にして贈る、麹町とこだわりのワインの話題です。 =============================== 11月になるとワイン通を自認する人たちは11月第3木曜日を心待ちにする。そう「ボジョレ・ヌーボー(BEAUJOLAIS NOUVEAU)」の解禁日である。 そこで、今回は麹町にある少しこだわりの国内産のワインを紹介しよう。 4月に山梨から麹町に赴任してきてすぐに、麹町大通に面した麹町6丁目「麹町ハイツ」前の駐車場に「サドヤワイン」と書かれた白いワゴン車を見つけた。「なぜ山梨のワインの車があるのか?」と思い車に書かれた電話番号に電話すると紀尾井ビルから麹町大通に出る4丁目の角にある「スーパー桜井食品」の車であった。 訪ねてみるとスーパーのレジの脇に無造作に山梨県甲府市の「サドヤワイン」が置いてあった。桜井食品の会長さんが山梨の出身でサドヤの代理店をしているとのことであった。 サドヤのワインは山梨のワイン通の中でも3本の指に入るワインであると思う。ただサドヤワインは全てにおいてしっかりと仕上げられたワインで初心者には少し難しいハードな、フルボディーの上級者向きのワインが多い。
次に平河町自民党本部向かいの三和銀行の地下一階にある「イン・ヴィーノ・ヴェリタス」という山梨県一宮町にある「Lumiere」のワインショップである。「ルミエール」のワインと世界のオールドビンテージのワインをそろえている。 ここのワインは私が知る限り国内のワインで世界に通用するワインのひとつではないかと思っている。 オーナーの塚本氏が日本ではじめてヨーロッパのワインコンテストに出品して金賞をとって以来30年以上も賞を取りつづけ、その実績からOIV(世界葡萄葡萄酒機構)の永久審査委員に就任するほどその味は世界に通用するワイナリーなのである。 ルミエールの代表的なワインは「シャトールミエール」である。 絶品である。赤ワインがどうしてもわからないという方はテーブルワインの 「プチルミエール」から飲み始めることを勧める。 私は甲府に赴任した1年半の間、単身赴任で過ごした。「せっかく葡萄とワインの里に赴任したのだから。」と自宅では山梨産のワイン以外は口にしないことにし、冷蔵庫には初日に買った3本の缶ビール以外にはワインしか入れなかった。そして月に必ず2本以上の赤と白のワインを捜し求めて飲んでみた。 赴任当時の私は「ヌーボー(NOUVEAU)」が新酒ということすら知らず、ワインといえば「ソムリエの田崎慎也氏」、「高いワインを飲んでみておいしいとは思わないが、値段の高いワインがいいワインなのだろう。」というぐらいの知識、いや意識しかなかった。 10月の赴任が幸いして口当たりのいい甘い新酒を口にすることからワインの体験が始まりいろいろ捜し求めた。 (ワインの薀蓄については、私のHPの 「甲府勤番風流日誌」を参照してほしい。) とはいえワインは、フランスやドイツ等海外のワインが一番と思っておられる方も多いのではないかと思う。長い伝統を持った海外のワインを明治時代に始まった日本のワインがそうたやすく超えられるとは思わない。 しかし、私には山梨のワインしかわからないが、日本各地に自慢の米で造る自慢の日本酒があるように、日本の風土で育った葡萄で日本 ワイン通を自認する人たちも「シャトールミエール」を口にすると「日本のワインも捨てた物ではない。」と口にするであろうと確信している。 私にとって世界に通じる塚本氏の「ルミエール」に出会えたことは最高の財産だったことを紹介して終える事にする。 ちなみにルミエールのワインショップの「イン・ヴィーノ・ヴェリタス」の意味は「ワインの中に真理あり」である。 ================================== H氏は、山梨ワイン党。 でも、こよなく薩摩芋焼酎を愛してます 編集担当の私が初めて知ったワインは、子供の頃の甘〜い「赤玉ポートワイン」 これがワインかどうかは別にして、ラベルの日の丸が印象的でした。 その後ワインとめぐり合ったのは ♪〜金曜日はワインを買って帰りましょう〜♪というCMです。 インパクトありました。 そして、今回のルミエールです。 ちなみに、プライスもお手頃です。 H氏のHPが順次更新してます。是非ご覧あれ。 |