戻る 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人)付録
七福神
神様 | 御利益 | 由来 | 特徴・ポイント |
大黒天 | 商売繁盛・蓄財 | 古代インドのマハーカーラ神。悪魔退散の強力な守護神。 であると同時に日本伝来と共に食料をつかさどる台所の神様。 「大黒」と「大国(おおくに)の音読みが同じであるところから、大国主命(おおくにぬしのみこと)になぞらえるようになる。そして食料、財産の神として広まる。 |
通称「大黒様」。右手に打ち出の小槌を持ち、米俵に乗る。 |
恵比須 | 商売繁盛 | 七福神のなかで唯一我が国古来の神様。海からの恵み大漁をもたらしてくれる神。 招福、開運を祈願する人の信仰を集める。 |
釣竿と鯛を持つ。エビス顔といわれるように笑顔が特徴 |
毘沙門天 | 勝運をもたらす | 古代インドのダイシュラバナ。 常に仏の道場を守り説法をよく聞いたところから「多聞天」ともいう。 甲冑をつけ左手に宝塔、右手に宝棒を持って邪気を踏みつけている。 宝塔は福をもたらす徳、右手は邪を払う徳をもたらすところから、財物をもたらし、心には勇気と決断を与えてくれる神 |
鎧姿で黒い髭を蓄える。 |
福禄寿 | 幸福と長命 | 年齢は数千年といわれ幸福と禄(生活、経済の安定)と 寿(兼弘と長寿)の三つの福徳を授けるといわれる。 |
単身で頭が長く白い髭を蓄える。 鶴を従えている。 |
布袋尊 | 清廉潔白で大きな 度量を授ける |
10世紀に中国に実在した禅僧で名を契此(カイシ)という。 いつも布袋を持って諸国を歩き、邪気、憂慮はいささかもなく雪の中に寝ても体はぬれることはなく天気や吉兆を予知した。 917年に寂滅(死亡)するや世人は弥勒菩薩の化身であると信じ画幅にして信仰した。 |
布袋様と呼ばれる。腹は太鼓腹で白い大きな袋を持つ。 |
寿老人(神) | 延命長寿 | 中国の道教の祖、老子が神格化されたもの。長寿福徳を書いた巻物を巻きつけた杖をもつ。 齢2000年のシカをつれている。 (☆中国で南極老星と呼ばれる竜骨座のアルファー星カノープスの化身といわれる。この星を見ると長生きするといわれる。竜骨座のカノープスは東京からは見えないと思われます。遊歩人H) |
白髭の老人であるが、福禄寿との違いはシカを従えていること。 |
弁財天 | 学芸成就・商売繁盛 | 古代インドのサラスパティという名の川の女神。知恵、技芸・財物をもたらす。 悪声を川のせせらぎのような美声に変えるという。 |
楽器のビワを持った唯一の女性の神様 |
(麹町ウぉーカー編集部の調査であることはご了解ください。)
2002年12月掲載
HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町