戻る 会津見て歩記
1227年、浄土真宗多念義派の実成により開山され、戦国時代に荒廃したが、1665年現在の地に再建された。 木造阿弥陀如来は、「会津大仏」と呼ばれ国の重要文化財である。光背は舟形で数多くの小さな仏像がある。右に観音、左には勢至の両菩薩が正座をしているところが東北では他の仏像と異なる貴重なものである。 光背の下部の小さな仏像がなくなっている理由については「会津見て歩記」を参照願いたい。 入り口から本堂の間にある山門はかなり立派なものである。その山門の壁に小さな仏様や動物が数多く彫られている。大仏だけでなくこの山門の彫り物を見るのもとても楽しい。 この寺の近くに「笹正宗酒造」がある。とても立派な蔵があり、製造工程の見学もできる。確かカーター米国大統領がサミットで訪日したとき六本木の居酒屋「串八」でお忍びで飲んで絶賛した酒がここの酒だったのではないか?。そのような記憶がある。 福島県喜多方市上三宮町上三宮字籬山833 地図 |
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2004年12月25日午前9時40分撮影