戻る outdoor
「蓼科山(2530m)
日本百名山NO63
2003年10月18日 曇り 男性6名の会社のレクレーション登山 七合目鳥居 10分 馬返し 40分 天狗の露場 20分 将軍平 将軍平 30分 蓼科山山頂 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
蓼科高原スキー場の前から夢の平ビーナスラインに入り蓼科山七合目登山口に向かう。七合目登山口に到着したのは11時30分頃であった。身支度を整え、登山口の鳥居の前で写真をとり出発した(10時38分発)。鳥居の前には杖に使うスキーのストックが箱に入れられている。 初めは笹が生い茂る比較的ななだらかな両脇にロープの張られた山道であるが「馬返し」を過ぎた当たりから急なガレ場になる。15分ほどで「馬返し」を過ぎ、それからの急登に苦労しながらも50分ほどで第2ポイントの「天狗の露場」で出る(11時25分)。「天狗の露場」の脇の少し見晴らしの利く場所からは正面に北アルプスの穂高や槍ヶ岳が確認できた。天狗の露場から将軍平までは15分ほどと想定したのであるが20分ほどかかってしまった(12時55分着)。蓼科山の山頂下にある将軍平に山小屋(蓼科山荘)があり30名以上の登山者でごった返していた。 ところがこれから山頂までは急な岩場で三点支持の山登りの基本を忠実に守る必要のある危険な場所である。10分程木立の中の岩場を登ると森林限界を超え、見晴らしのいい岩場にでる。振り返ると真下に将軍平の山小屋と蓼科山のたおやかな裾野その下にある女神湖から信州方面が一望できる。将軍平から20分ほど垂直に登ったあと、左に巻くように登ると蓼科山頂フィッテが見えてきてその先に、蓼科山山頂の白い標識が立っている(1時25分着)。 それにしても広い山頂である。海岸にあるような大きな岩が野球場一面ほどびっしりと敷き詰められ壮観な山頂である。岩ばかりの中央部分に鳥居が建ち、小さな石の祠が立っている。蓼科神社である。 山頂フィッテから反対方向は白樺湖が真下に見える場所で山頂から見える360度の山々の方向と名前を書いた方位盤が立てられている。そこにあるセメントの台に登り山頂を極めた喜びを実感した。このころになると幾分霞みかけてきていたが、山頂から八ヶ岳その下に紅葉の雄大な裾野が広がり、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの山並みを楽しむことが出来た。このときこの台に立っている苦労して登ってきた3人のメンバーがまことに嬉しそうな顔をしていた。岩陰で風をよけながらお湯を沸かしカップのワンタンメンを作り食事をした。日が翳り、西の北西の空に黒い雲が掛かり冷え込み始めた2時40分頃に下山を始めた。この時間になっても登って来る登山者がいる。20分ほどで将軍平に着いた。私たちのパーティーも一丸となって七合目鳥居に向けて下り始めたが、登りと異なりか皆言葉数も多く楽しい下山であった。そして4時20分ほどに登山口に着いた。 |
2003年10月27日掲載