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茨城「伊奈神社」

現つくばみらい市(平成18年年3月、筑波郡伊奈町と谷和原村が合併して誕生した市)の小貝川福岡堰の脇に伊奈神社がある。第3代関東郡代であった伊奈備前守忠治は、幕府の命により、1625年(寛永2)、小貝川と鬼怒川に長大な堤防や堰築き、湿地帯は美田へと生まれかわった。この神社は小貝川の水利組合がこの開発に尽力した忠治公の功徳を記念して建てられたものであるという。
小貝川の福岡堰脇の高台の林の中に筑波山を背景に建っている。
中段にある松の写真は第3代関東郡代伊奈備前守忠治公が小張(旧茨城県伊奈町小張「オバリと読むらしい」のことであろうか)に陣屋を設けて開発に着手してから380年を記念して福岡堰土地改良気味藹が小張から移植した松の木でるとか書かれている。
埼玉県伊奈町にも「小針(コバリ)」という地名があるが3代関東郡代伊奈忠治が陣屋を置いた谷和原にも「小張(オバリ)」という地名があったというからビックリである。
福岡堰のそばには現在、素晴らしい公園が整備されており、親子連れにとってはとても楽しい場所と練っている。 MAP
水利組合によって寄進された大鳥居と奥が伊奈神社
伊奈神社の祠は比較的小さいもので、祠を守るように屋根が付けられている。
第3代関東郡代伊奈備前守忠治公が谷原の小張に陣屋を設けて開発に着手してから380年を記念して福岡堰土地改良気味藹が小張から移植した松
伊奈神社の全景(桜の季節は見事だろう)
とても広い小貝川
小貝川の福岡堰
福岡堰の脇に整備された公園(この奥の福岡堰の先の土手に伊奈神社がある。
平成18年10月15日撮影

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