戻る   

<<<<<<< 麹町ウぉ-カーNO3 >>>>>>>>

毎朝、通勤でJR四谷駅で降りるH氏です。

駅から出ると真っ青な空を見上げて「今日も一日頑張るぞ!」とカラ元気。

そしていつも目に入る「聖イグナチオ教会」の清楚な建物。今日はここだぁ!

========================================

四谷駅前聖イグナチオ教会

JR中央線四ッ谷駅の麹町口を出ると上智大学の白い建物の隣に聖イグナチオ教会がある。
四谷見付門の名残である石組みの高い塀の桜並木の前の道を入るとすぐに入り口がある。聖イグナチオ教会
駅から見える建物は教会の裏側になる。

毎日正午から礼拝が行われているようで、正午に教会の鐘が鳴り響く。
昼休みを利用して訪ねた2回とも礼拝が行われていた。お昼であるがほとんど満席である。
みな敬虔な信者の方であろうか、女性は頭にレースを掛け真摯な面持ちで神父さんの話を聞いている。
私も初めてのとき、この厳かさにはさすがに気後れし、席を離れて一番後ろの
壁際に置かれていたパイプ椅子に座り話を聞いたことがある。

重い扉を押して中に入ると教会の暗いイメージとは異なり明るい天窓からさす光により中が
満たされていることに驚かされる。さらに信者の座る椅子はまっすぐに正面に向いておらず、
祭壇を囲むように丸く配置されており、さらに、正面の十字架こそ高い壁に掲げられているものの、
イグナチオ教会の中の天井神父さんが説教をされる祭壇は信者の席より幾分低めの位置に設けられている。
そのたおやかなスロープがここを神と契る優しい空間にしているように思える。
教会の鐘は駅前で聞いているととても聞くに堪えないほど大きな音で、どちらかというと品のない音である。
しかし、ここだけは外の耳を劈くような大きな鐘の音が静かな優しい鐘の音に聞こえるから不思議である。
ここは神のまします場所であることが実感できる。

さらに信者の席と祭壇を囲む12本の柱はキリストの12人の使徒を意味するものであろうか。
教会の中央部の天井は丸く外光を取り込む天窓になっているがそのデザインがまるでハスの花を連想させる。
キリスト教の教会に仏教のシンボルとも言うべきハスの花がある。
不自然に思い、たまたま居合わせた信者の方にこの疑問をぶつけたところ間違いなくハスの花だという。

お昼のミサの様子

斬新な教会である。この教会を中心としてこの界隈にはキリスト教に関する書店が多い。

さらに驚いたことにこの教会をミレニアムガーデンの19階から眺めると天窓の部分がまるで
番傘を広げたように見えるから驚きである。

 

* 十二使徒とは(Apostles) イエス=キリストが福音を伝えるために特に選んだ一二人の弟子。
ペテロ
(シモン)・アンデレ・ヤコブ・ヨハネ・フィリポ・バルトロマイ・トマス・マタイ・
アルファイの子ヤコブ・タダイ・熱心党
()のシモン・イスカリオテのユダ。
ユダは後に叛逆して除かれ、マッテヤがこれに代った。
後にはパウロ・バルナバ・イエスの兄弟ヤコブらも同格者として加えられた。(広辞苑)

========================================

心が洗われたところで、またまた・・・・・甘味です。

麹町ではないのですが、近いので、

四谷見附名代たいやき「わかば」 新宿区若葉1−10  わかばの鯛焼き

鯛焼きの食べ方を「殿方は頭から、ご婦人は尻尾から」と教わる。わからないけど、納得。

H氏は、一尾だけ買い店の奥のテーブルで、熱いお茶を戴きながら食するのが最高と申しております。


HOMER’S玉手箱 麹町ウぉーカー(麹町遊歩人) 会津見て歩記 甲府勤番風流日誌 伊奈町見聞記 鹿児島県坊津町