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===========麹町ウぉーカーNO21=============

五月のゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいましたね。

H氏は霞ヶ浦でアウトドア三昧。編集担当は、桜が散ってしまった北海道へ。

家族と一緒のGWでした。

羽田空港は、旅行客で朝早くから遅くまで大混雑です。

この混雑に輪を掛けていたのが、手荷物検査の長蛇の列です。

サッカーワールドカップに向けて、警備強化ということでした。

早い気もしましたが、訓練の意味もあったのでしょうか?

キックオフ間近のサッカーワールドカップ。

そして、日本の初戦相手であるベルギー。

隣組(?)の私たちにとっては、益々身近に思われてきました。

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麹町5丁目にある私たちのビルの隣はベルギー王国大使館である(日本テレビの前の信号機からは四ッ谷駅方面に入ってすぐ)

正面玄関には葉が大きな棘になっているキミガヨランが植えられ、その奥にベルギー王国の紋章がかけられ、大使館の建物の上に左から黒、黄、赤の三色の縦じまの国旗がたなびいている。

このベルギー王国はFIFAワールドカップの我国初戦の相手国である。ベルギー大使館

そこで今回はベルギー王国について調べてみた。

政治体制は我国と同じように国王をいただく立憲君主制で現国王はアルベール二世である。1830年オランダより独立を果たしている。

面積は四国の約2倍程で首都はブルッセル、人口は約1015万人 時差は日本より8時間遅れである。

言語はオランダ語(56%)フランス語(32%)ドイツ語(1%)が使われている。

ベルギーの3色旗は、黒は「力」、黄は「充実」、赤は「勝利」を表すとされる。ワールドカップの代表メンバーのユニフォームは「勝利」の赤を基調としていることから、「赤い悪魔」の異名を持つ。

我国は先のフランス大会が初めてのワールドカップ出場であるがベルギー王国は何度もワールドカップに出場している。86年のメキシコ大会ではベスト4となっており、国内リーグも盛んで82年以来連続してワールドカップに連続出場を果たしており2回目出場の我が国よりワールドカップの経験を積んでいる国である。

 

今年の2月だったかNHKのテレビで首都ブルッセルにある「ラーケン温室」が放映されていた。

オランダから独立を果たした2代目の国王レオポルド2世によって1868年から23年の歳月をかけて作られた温室でその壮大さと美しさにおいて比類なきものといわれている。

このレオポルド2世は日本原産のツツジを品種改良して多様な色のある西洋ツツジすなわちアザレアを作った国王であるという。

ベルギーはアフリカのコンゴを植民地としていた旧宗主国として知られているが、このコンゴは正確にはベルギーという国の植民地ではなくレオポルド2世個人所有のものとして1885年の条約で認められたものである。それにしても独立まもないため国内統治に難問が多く、国として植民地を運営する能力がなかった事情があるとはいえ、個人としての国王に植民地を認める当時の国際関係にも驚かされる。

最後にベルギーという国名は漢字で「白耳義」と書くらしい。どのようなイメージで作られたのでしょうね。大使館正門にかけられている紋章

ともあれ、ワールドカップは、両国選手にとってすばらしい戦いであることを祈っています。そして両国共に決勝リーグに出場したいものです。

「がんばれ日本!」、「がんばれベルギー!」

ちなみに上から黒、黄、赤の横じまの三色旗はドイツですから応援する際はご注意願います。

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H氏このベルギーの原稿、いつもとは違う環境で書き上げたようです。

「早く起きて霞ヶ浦が見渡せる高台の木陰にテーブルをおき、入れたてのコーヒーの

香りを漂わせながら原稿を書いてきました。」

原稿に添付されていたメッセージです。

アウトドアマンでもあるH氏。HPもアウトドアで一杯です。

H氏のホームページを訪問してみてください。

 

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