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=========麹町ウぉーカーNO12===========

麹町大通りは、もうすっかり冬の装いです。

そんな通りをサンタのユニフォームを着た宅配ピザのお兄さんが

スクーターで走り抜けていきます。

サンタの乗り物は、トナカイから、屋根付き三輪スクーターになったようです。

小さい子どもたちの目には、どう映っているんでしょうか。

今回は、間近に迫ったクリマスにちなんだ話題です。

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私たち麹町の周辺は日本で一番の信者数を誇るといわれる

イエズス会の聖イグナチオ教会や上智大学、

キリスト教関係の書物を販売する書店などキリスト教とは縁の深い場所である。

今回はクリスマスを前にクリスマスグッズに関するお店の紹介をしよう。

まず新宿通りと外堀通りが交差する四谷駅前交差点の四谷駅斜め向かいの四谷駅前交差点サンパウロ書店

小さな「サンパウロ書店」である。

中に入ると三角形の形をした狭い店内にはキリスト教関係の本が所狭しと

並べられている。

1階にはキリスト教に関係する絵本から一般書まで並べられている。

キリスト教関係というよりは子供たちの情操のために精選された本が

あるといったほうが良いかもしれない。

2階には聖書からキリスト教に関する専門書まで1階とはまるで異なる雰囲気がある。
日本語だけでなくあらゆる国の言語で書かれた聖書が並べられている。

3階にはいるとキリストやマリア様など宗教画などのカードやグリーティングカード、
ロザリオ等お洒落な小物、雑貨が並んでいる。名詞大の宗教画のカードにしてもその他
のカードにしてもどれも落ち着いたお洒落なものである。

その奥にはキリスト像やマリア像さらに小さな祭壇が並んでいる。
クリスマスを前にカードでお困りの方はここを訪れることを薦める。

交差点からもう少し新宿方面に歩くと「ドン・ボコス書店」がある。
本来キリスト教関係の出版社であるという。

間口が狭く外からはまるで雑貨屋のように見える。
店に入るとウナギの寝床といったらいいような細長い店内にはサンパウロ書店の
3階よりより充実したキリスト教関係の品が並んでいる。
さらに店の奥の壁一面にはキリストやマリア様の像がずらりと並んでいる。
この店の小物は輸入物で一つ一つが存在感のあるものばかりである。

いずれの書店もアメリカの新聞の社説の古典といわれるニューヨーク・サン紙の
「サンタクロースはいるんでしょうか?」という本があった。四ッ谷駅麹町口前「主婦会館」前のサンタクロースの衣装を着た銅像

ご存知の方も多いのではないだろうか。

もし子供から「サンタクロースはいるの?」と聞かれたときにどのように

答えるでしょうか?

この新聞のフランシス=P=チャーチ記者は「信頼と想像力と詩、愛、
ロマンスだけが目に見えない輝かしい物を見せてくれる・・」
とすばらしい社説で答えている。
私は毎年読み返しているがそのたびに新しい感銘を受ける。ぜひ一読されることをお勧めする。

また、この本は子供だけでなくかって子供だった大人達に対するプレゼントと
してもすばらしい本であると思う。

ちなみに我が家の子供たちに「サンタクロースはいると思う?」と質問すると
「当然だよ!」とウインクしながら答えているが・・・。

 

先日、聖イグナチオ教会の昼のミサを少しだけ拝見した。

神父さんが「エルサレムの民が神の存在を信ぜずその言に従わなかったため滅びた・・というくだりであった。

そして平和を求めるのに遅くはない。神はいつでもその僕(しもべ)が助けを
求めて来る日を待っている。」と述べておられた。

宗教は人の心に安寧をもたらすために存在したはずであるが、

それが戦争の原因となっている。

21世紀になった今年、我々人類は9月11日(アメリカのテロの日)を経験し、
平和が不断の努力なしでは維持できないものであるということを実感した。

イグナチオ教会でパイプオルガンの夕べが開かれ、

そして鐘の音が平和な世界を祈っている。

来年は皆様にとっていい年でありますように。メリー・クリスマス。

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年に一回だけクリスチャンになる日、クリスマス。

教会にも行かない方が大半ですね。

インターネットで教会へ行ってみませんか?

本文にも書かれている「聖イグナチオ教会」のホームページです。

http://www.ignatius.gr.jp/


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